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2013年 ニューイヤーコンサートと花火

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皆様あけましておめでとうございます。

今年もいつものように一斉に打ち上げられた花火と共に新しい年を迎えました。
ちょっとお天気が心配でしたが、一段落するまで雨が降らなくて良かったです。
それに「不景気なんか吹き飛ばしっちめえ!!」との思いもあったのか
何時もより派手に打ち上げられたようです。
ここデュッセルドルフでは、0時と共に教会の鐘やライン川に浮かぶ船も汽笛を鳴らし
それなりに雰囲気があります。

一夜が明け、これまた恒例のニューイヤー・コンサートをTVで観てやっとお正月気分になって来ました。
年々歳をとってくると、もうお正月とかクリスマスとか面倒でどうでも良いかなんて気分なので、
一向に改まった気持ちにもなりませんし、今日は未だ2日ですが、
休暇中にも関わらず午後から差し迫っている案件のミーティングが入っている始末です。

さて、ニューイヤー・コンサートはヴェルザー・メスト二度目の登場で、
前回よりはこなれた感じがしましたが、初めて取り上げられた曲も多く、
カラヤンの時の様にポピュラー曲をずらりと並べた堂々の勝負とはならなかったようです。
まぁこれはボスコフスキー以降に登場した大抵の指揮者も避けて来ましたが、
オーストリア出身で久々の期待が持てる指揮者なので皆でバックアップをしているようです。

演奏に関しては、今年生誕200年を迎える為ニューイヤー・コンサートに初登場したワグナーの
ローエングリンから「三幕への前奏曲」が、さすがバリッとした素晴らしい演奏で強い印象を残しました。
同じく生誕200年のヴェルディからはリゴレットを編曲した「カドリーユ」と「ドン・カルロからのバレエ音楽」
を取り上げましたが、これは曲自体の完成度がイマイチの様な気がしました。
本来のシュトラウスではアンコールでの「青きドナウ」が柔らかくて潤いのある素晴らしい演奏だった
のではないでしょうか。

それにしても年に一度サンレモからの花々で飾られたムジーク・フェラインは艶やかで気持ちが良さそうです。
時間も朝11時からで、窓から陽が差し込んでくるとホールは光と音に包まれ夢見心地・・・
別世界に浸っている気になってしまいます。
ニューイヤーコンサートはもう随分と長く行っていないので、またそのうち何時かはと思っているのですが、
やはりチケットの入手が困難なのでツイツイ腰が重くなってしまいます。
まぁチケットがなくても行ってしまえばこのシーズン、演奏会場やオペラの入口で売っている人もいて、
チャンスは無きにしもありません。
良い人なら額面通りの金額で売ってくれますが、中にはこれで稼ごうなんて連中もいますから要注意、
最終値が45万円にもなったなんて噂も聞いた事がありました。

前回行ったのは89年。クライバーが登場すると云うので、大騒ぎして行きました。
まだインターネットの無い時代だったので雑誌などで調べ、音楽ツアーに強そうなあちこちの旅行代理店に
電話をかけて訊きまくりました。
中には簡単に「アイヨッ、ありますあります。」って感じで受け答えする代理店があって、
こりゃ良かった直ぐに予約をしようとよくよく訊いてみると、
なんとウィーン近郊のバーデンでのニューイヤー・コンサート。
そりゃチケットある訳だし、そんなの普通わざわざデュッセルドルフから行きません。

ようやく信用できそうな代理店がドイツ南部にある事が分かりました。
当時はマルク時代で、一枚1200マルク(あの当時だと10万円位の価値)でしたが、
まぁクライバーですから覚悟は決めていました。
それにチケットはホテルに届けるとの事、多分彼らもウィーンの誰かに頼むのでしょう。
ホテルで実際にチケットを手にするまではヤキモキしたものです。

これは緊張と興奮に溢れたニューイヤー・コンサートで、ある画伯との珍道中でもあったのですが、
書き出すと長くなりますので又の機会にご紹介させて頂きます。

では、2013年が皆様にとりまして平穏で喜ばしい一年であります様にお祈りしております。

by Atelier Onuki
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by Atelier-Onuki | 2013-01-03 17:48 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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