たった一人の「30周年」・・・

まぁ他の人にとってはどうでも良い事なのですが、私にとって今日は記念すべき日でした。

それは昨日、来年用のカレンダーを買いに行ってフト思い出したのですが、
かの昔11月17日に成田を発って今日でちょうど30年が経っていました。

まぁ1年位持てば良いかと思い立って出発しましたが、まさかこんなに長く滞在するとはその時は想像もしていませんでした。

航空券もその積りで1年間オープンの物を探した処、シンガポール・エアラインの南周りが唯一存在し、
それでも38万円という当時としては高い料金でした。

成田から 台北 ‐ 香港 ‐ シンガポール ‐ バンコック ‐ ダッカ ‐ フランクフルト と言うルートで39時間のフライト、
そこから列車で更に8時間かけてやっと目的地のウィーンへ到着しました。

まぁ今よりはちょっと元気な年代だったので何とか持ちましたが、それはハードな旅程でした。

それでもシンガポール・エアラインは機内食が美味しく、それぞれの経由地の名物料理もちょっと提供していて、
毎回の食事が楽しみになって行きシンガー・ビールも何杯飲んだことでしょうか。
それにスチュワーデスの人たちに美人が多く、サーヴィスも親切でこの長旅を和ませてくれました。

フラフラしながら辿りついたウィーンでは後輩のAさん夫妻が出迎えてくれ、
早々にその夜からお世話になるTさん宅へ向かいました。

Tさん夫妻は次の日から二ヶ月間、日本へ里帰りをされるそうで、
その間ここを借りながらアパート探しをしたらと、Aさんたちが考えてくれていました。

ここはアパートと云っても古い倉庫の二階を住居として改装したとの事で、
それは天井も高くて広々とした部屋はまるでキャッチ・ボールでも出来そうな程でした。

夕食を頂いたら堪らなく眠くなりウトウトとしだしました。
全開の石油ストーブの脇にある簡易ベッドに潜り込ませてもらい、
次の日に起きた頃にはもうTさんたちは出発した後でガランとした大きな部屋で一人ポツンと取り残されていました。

いよいよ、この日からヨーロッパ生活の第一歩が始まりました。

思い返せば色んな事が走馬灯の様に蘇ってきますが、
今思い返せば辛かった事、楽しかった事の全てが良い思い出となって懐かしく感じられます。

ここまでやってこれたのは確かにラッキーな部分もありましたが、それぞれのターニング・ポイントや、
日頃の生活の中でも色んな方々にお世話になり感謝の気持ちがしみじみと込上がってきます。

この計画性のない長旅はこの先いつまで続くか分かりませんが、
日々、一日一日大切に過ごして行きたいなぁと思っています。

by Atelier Onuki
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by Atelier-Onuki | 2013-11-17 23:26 | 所感 | Trackback | Comments(2)
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Commented by kukko at 2013-11-22 17:29 x
おめでとうございます
なんか ドラマみたいです
とっても 自然体で生きておられる・・・そんな印象です
Commented by Atelier-Onuki at 2013-11-23 03:22
まぁ大変な事も沢山ありましたが、あまり先のことを心配せずに気が向くまま好きなことをしていたら、こんなに年月が経ってしまっていました。
ありがとうございました!!
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