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「新年とニュー・イヤー・コンサート」

皆様、新年明けましておめでとうございます。

毎年思うことですが、今年こそは平和で大きな災害のない良い年になる様にと、
又、個人的にも家族を初め、知り合いの方々の無病息災を願うばかりです。

まるで出稼ぎのお父さんの様にデュッセルドルフに戻ってきていますが、毎日ボーッと時間が過ぎています。
昨夜の大晦日は旅行から帰ってきた娘も含め、日本にいる娘以外は久しぶりに家族揃って夕食をとりました。

調子に乗って飲みすぎ酔っぱらてウトウトしていたら、大きな花火が炸裂する音で目が覚めました。
ありゃ新年に突入したようです。
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デュッセルの家は川原にも近いので大勢の人達が花火を上げにやって来て、ひっきりなしに飛び交う様はまるで戦場のような喧騒です。
大きな船は汽笛を鳴らしますし、近くの教会からは鐘が何時もより威勢良く鳴り響いて賑やかな年明けとなりました。

それが明くる朝には、この夥しい花火の残骸が殆ど綺麗に清掃されています。
まぁ毎年の事なのですが、市の職員が一斉に清掃するシステムはさすがと感心しています。

一夜が明け11時15分から「ニュー・イヤー・コンサート」のTV中継が始まります。

これは世界中に中継されTV番組としては視聴者の数が最も多いと云われています。
演奏会自体は11時から始まるのですが、生中継なので万が一何か事故が起こった場合に備えて、15分遅れで放送されています。

今年の指揮者はバレンボイムでしたが、まぁこれを観ないとお正月が来た気がしないので観ていました。
お天気も良さそうで天井に近い両サイドの窓からは明るい光が差し込んでいて、さぞかし気持ちがいいだろうなと想像をしていました。
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それにステージを初め会場のあちこちにはサンレモ市から贈られた花々で飾られ一際心地よい雰囲気を盛り上げています。
昔は終演後これを自由に摘む事ができ、楽団員の人たちも混じって微笑ましくのどかな光景だったのですが、最近は世知辛くなって禁止となっています。

演目はニューイヤー・コンサート初登場の曲も含め、余り馴染みのない曲が殆どでしたが、一曲だけ「ウィーンの森の物語」が取り上げられていました。
この曲にはチターの独奏が入り、ウィーン情緒たっぷりで曲も甘くシミジミと味わっていました。
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79年と大昔ですが、ボスコフスキーさんが演奏された時は、
あの「第三の男」のテーマ曲を作曲されたアントン・カラスさんが独奏をされていた事を懐かしく思い出していました。
因みにこの時の収録は世界初のデジタル・ライヴ録音でした。

この日の演奏中はTVバックに流れた映像が「ウィーンの森」を映し出していて、あたかもウィーンにいるような気持ち良い錯覚に陥る事ができました。
三方を森で囲まれたウィーンはどこの森も情緒があって素敵ですし、とても心地よくハイキングが楽しめます。
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最後の「ラデツキー行進曲」では中途半端に演奏が始まりだし、
バレンボイムはあたかも演奏会が既に終わったかの様に楽団員の中へ入って行って、殆どの団員と握手して回っています。
このちょっとシツコイ演出にはフム・・・と呆れてしまいました。

早い事に来年はズビン・メータと既に発表されました。

では皆様には穏やかで幸多き一年であります様、お祈りしています。


by Atelier Onuki
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by Atelier-Onuki | 2014-01-02 06:38 | ウィーン | Trackback | Comments(0)
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