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「ザンクト・ヴォルフガング」にて

さてザルツブルク方面への帰り際、ザンクト・ヴォルフガングへと立ち寄りました。
ここへはかつてザルツブルクから“ザルツ・カンマーグート周遊”とか“サウンド・オブ・ミュージックを巡る”
なんてツアー・バスに乗って来たことがありました。
もう随分前の事ですが、歩いてみると「あぁここへもきたなぁ~」とそこそこ記憶に残っているものです。

バス停のすぐ前に登山鉄道を発見しましたが、昨夜山の方では雪が降ったそうで始発は12時までないそうです。
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諦めて次のバスで帰ろうと待ち時間に町をウロウロして戻ってきた処、何と急に1時間早まって11時に出発と変更されていました。
こりゃ折角なので慌てて乗ってみる事にしました。
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この登山鉄道のことは知らなかったのですが、あの「サウンド・オブ・ミュージック」の冒頭部分で草原を走るマリアをヘリから追っかけているシーンと
「ドレミの歌」の直前に出てくるシーンはこの山の途中で撮影されたそうです。
と云う事は、マリアはこのザンクト・ヴォルフガングの修道院にいたのですかね。?

この登山鉄道は“Schafbergbahn”(羊山鉄道?)といってオモチャのような蒸気機関車が押し上げて行くシステムです。
1893年に開業し当時から有名だったそうで、ひょとしたらその頃この辺を訪れているブラームスやマーラーも乗った可能性は充分考えられます。

列車はほぼ満席状態ですが、夏場のハイ・シ-ズンは予約をしないと乗れないほど込み合う人気鉄道だそうです。
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機関車はゆっくりと力強く動き始めました。
それにしても相当きつい勾配で「大丈夫かなぁ?」と心配になるほどです。

暫く森を抜けると左側にヴォルフガング湖が見えてきて、あちこちから「ウォー!」と歓声が上がっています。
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山の中腹辺りからは雪が積もり出し、後ろに座っていたアメリカ人一家は「snow・snow!!」と大はしゃぎをしています。
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途中Schafbergalpeの停車駅には山小屋が建っていますが、この光景は決して5月とは思えず、まるでスキー場へ来た感じです。
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列車はやっと終点のSchafbergspitzeに到着、ここから更に頂上に建っているホテルを目指すのですが、
雪がくるぶし辺りまで積もっていて歩くのも大変です。
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殆どの人達がこのホテルで一休みをするため登って行きます。

ここで一息を付いて、ホテルの裏側まで歩いて行きましが、ここからの眺めが絶景でその険しい崖淵のせいもあって緊張感溢れる素晴らしい景色でした。
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遠くモント湖やアッター湖それに振り返ればヴォルフガング湖と数々の湖を眺望することができました。
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それに山の途中から下の方は雪が段々となくなり木々が生い茂り、
その更に下の方からはゆっくりと春の訪れが進んでいる光景をまざまざと見ることができました。

それ程期待せずに行ったのですが、これはスイスのロート・ホルン鉄道に匹敵する面白さでした。

ちょっと慌しく訪れましたが、大満足をして下山しました。


by Atelier Onuki
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by Atelier-Onuki | 2014-05-16 22:43 | ザルツブルク | Trackback | Comments(0)
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