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「ベートーヴェンとシューベルトの墓参」

日曜日の午後にはミュンヘンへ帰る予定で、午前中はどう過ごそうかボーッと考えていました。

11時からのウィーン・フィル定期演奏会へ行くこともできたのですが、予定していたヤンソンスが急病になり知らない指揮者に変更されましたし、
昨夜の「女狐」が余りにも素晴らしかったので暫く他の音楽を聴きたくない心境でした。

そこでふと浮かんだのが宿題の一つだったベートーヴェンとシューベルトの最初のお墓を訪ねることでした。

彼らの墓地は中央墓地として有名ですが、最初は街中のヴェーリングと云う墓地に埋葬されました。

町が大きくなるに従いあちこちにあった墓地も引越しを余儀なくされましたが、ここもその一つで彼らも後に中央墓地へと移されました。

ヴォルクス・オーパーからチンチン電車で二駅西に進みました。
この辺は来たことがなかったので、直ぐに見付かるか心配だったのですが、
暫く歩いているとそれらしき空間を発見しました。
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今はシューベルト公園と云う名称になり、住宅街の一角に広々とした明るい空間です。
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一部は墓地の形跡を残して塀で囲まれています。
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入り口の鉄城門は堅く閉じられていて、フムこの中にあったとしたら残念だなぁ~と思いながら塀伝いに進んで行くと
遠くの壁伝いにそれらしき囲いを見つけました。
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数人の人たちが眺めているので、それだと確信しました。

この二つのお墓は左がベートーヴェン、右がシューベルトで中央墓地にある墓石をちょっと小さくした感じで雰囲気が似ています。
「ベートーヴェンとシューベルトの墓参」_a0280569_2331394.jpg

シューベルトはベートーヴェンを大変尊敬していて、町で彼を見かけると後ろを付いて歩いたそうですが、
小心者だったシューベルトは一度も声を掛けることができなかったそうです。

ベートーヴェンが亡くなった一年ほど後には、彼の後を追うように31歳と云う若さでこの天才は世を去ってしまいました。

「死んだらベートーヴェンの隣に眠りたい。」とのたっての願いは、兄フェルディナントの尽力によって叶えられました。



by Atelier Onuki
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by Atelier-Onuki | 2014-06-26 23:31 | ウィーン | Trackback | Comments(0)
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