昨夜、打ち合わせに行っていたアーヘンから帰って来ました。
アーヘンと云っても郊外の“Verlautenheide”と言う地区で、
直訳をすると「人に知られた荒地」という具合で、文字通り畑と森に囲まれた小さな集落です。

実はこの人口数百人くらいの集落には30数年前に住んでいました。
教会と、銀行、スーパーが1軒づつあってそれも小さな最小限の佇まいでした。
それはドイツで初めて働きだした時で、今付き合っている会社とは良きライバル会社でした。
こんな小さな地区にドイツでもトップ・レヴェルの造型会社が2社も競い合っています。
あれから30数年、景色は殆ど昔ながらの佇まいで残っています。
あの頃は何も知らず今付き合っている会社の横を毎日のように通っていましたが、
ドイツで初めて働きだしたのもこの町だし、今は定年を目前にして足繁くここを訪れていて、
何だか不思議な縁をフト感慨深く感じています。
by
Atelier Onuki
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