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「ケルンでのコンサート」

昨日は日本から来ている娘とその友人を伴ってケルンでのコンサートに出かけました。
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娘はそれほどクラシックには興味がなかったのですが、先日行ったベルリンでのラトルによるベートーヴェンを聴いて以来、
すっかり魅了されたようで、「ケルンでコンサートがあるけど行く?」の問いに「行く!行く!」と二つ返事でした。

オーケストラはチューリッヒのオペラを母体にしたフィルハーモニア・チューリッヒで
指揮は音楽監督のルイージ、ピアノにポゴレリッチを迎えたコンサートでした。

演目もラフマニノフのピアノ協奏曲2番とチャイコの6番いわゆる「悲愴」と聴きやすいものでした。

お決まりの駅前に聳え立つ大聖堂を見学したあとは、お勧めのアイスクリーム屋さんで一休み。・・・
「こんな美味しいアイス、初めて!」とご機嫌です。

町をブラブラしてから会場のフィルハーモニーへ向かいました。

私自身もミュンヘンに行っている間はご無沙汰していたので5年ぶりです。

まぁ今日はそれほど混まないだろうと思っていましたが、そこそこの人が集まっています。
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最初はラフマニノフでピアノのポゴレリッチを聴くのも25年ぶりくらいでしょうか。・・・

ショパン・コンクールで破天荒な演奏をして物議を醸し出したのも昨日のようです。
それに何時も付き添っていたお母さんかと思われる人は彼のピアノ教師で結婚もしていた事実は驚きでもありました。

デヴューしたてのころに聴いたことがあったのですが、ブッキラボウに登場し、礼もしまいままピアノに向かい引き始めました。

そのスカルラッティが終るやいなや間髪を入れずにショパンを弾き始めた時には唖然とした事を覚えています。

演奏自体は結構聴き所もあり内容的には悪くなかったのですが、
その余りにも鷹揚な態度に不快感を感じ、それ以来聴いたことがありませんでした。

この日もやや神経質な感じで登場しました。
しかも譜捲りの人を携えています。

歌曲の伴奏などでは見たことがありますが、協奏曲で譜捲りが付いてくる光景は初めてみました。

曲はピアノのほの暗い連打で憂鬱に始まりオーケストラへと受け継がれますが、この部分オーケストラの出だしは上々です。
弦楽器は衣擦れのように柔らかく、ふっくらと控えめの響きは心地よく聴こえました。

曲が進むにつれピアノが独特の節回しやアクセントを付け出し、いかにも神経質な趣です。
ルイージもそのリタルダントには苦労をしながら伴奏を付けています。

曲は最終楽章へと進みフィナーレの盛り上がりを迎えました。

ピアノ・パートも速いパーセージをガンガンと引き出し最後に差し掛かりましたが、
ここでは譜捲り君には任せず最後の2ページは自分で一目散に捲っていました。

まぁ演奏自体は中身のある質の高い演奏でしたが、これはちょっと好みの分かれる処でしょうか。 あくまでも神経質な演奏だったようです。
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休憩後はチャイコフスキーでしたが、「なんでイタリア人のルイージがチューリッヒのオーケストラとチャイコ?」と思いながら聴き出しました。

演奏はやはり普通に良い演奏で、何とも特筆すべきものではありませんでした。
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ベルリン・フィルを聴いたばかりの娘には物足りなかったのではと心配もしていたのですが、「良かったはぁ!」と楽しんでくれた様で安心しました。
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終演後はこれまたお決まりコースの駅裏にあるソーセージの屋台に向かい缶ビールで乾杯しました。
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by Atelier Onuki
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by Atelier-Onuki | 2015-10-20 22:59 | デュッセルドルフ | Trackback | Comments(0)
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