「1週間の検査入院」は・・・

皆様ご無沙汰をしていました。

実は先週1週間、検査のため入院をしていました。

ここ数週間、目の状態が思わしくなく特に左側を見ると二重に見えています。
ピントも余り合わないので体も疲れやすく気持ちの悪い日々を送っています。

診察は目医者からはじまり、次の主治医は神経科に行くよう勧めました。

神経科では何かと動きのテストをされ、結局は総合病院で詳しく調べた方が良いと云う事になり病院に申請をしておきました。
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翌週、月曜日の朝一に、申請していた病院から電話が掛かってきました。
「症状はもう3週間も経っている?急いでいるよね?」と 「出来れば早く診察に・・・」、
「では、すぐに救急用受付まで来てください。」と言うのでバタバタと出かけました。
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病院の救急車が止まっている辺りが多分そうだろうと、受付がある待合室へ入りましたが、
さすが緊急用なのでアチラでもコチラでも担架に寝かされた人たちが「ウン、ウンと唸りを上げています。

時折は「ウッ~!!」と痛みの悲鳴を上げる人もいて、「エッ俺なんか、ここへ来てもいいの・・・」と暫く戸惑っていました。

受付の順番が来て、事情を説明しましたが、ちゃんとここで良いようです。・・・ (ホッ)

「唯、今日は救急患者が多いので相当待つのを我慢して下さい。」と一言。・・・

朝、慌てて出てきたので何も食べておらず、ちょっとお昼には早いけど、お腹も空いていたので近くでササッと済ませることにしました。

運良く近くのパスタ専門店が準備OKと云う事でクリクリ・マカロニの「Arrabbiata」を注文、
暖かいピザ・パンまで付いてきて美味しく頂きました。
それでも未だ待たされそうなので、エスプレッソ・マッキャートでノンビリ時間を潰していました。

もうソロソロ良いかなと受付までダラダラ帰ると、緊急搬入室の中から 「mr.Onuki !」と切羽詰った大声で呼ばれました。

「ハイ・私ですが・・・」、「もう早く入りなさい・・・何処へ行っていたのよ・・・」と・・・

若い看護士に引き入れられ、治療台に乗せられると、ものの見事な速さで一人は脈拍、血圧、心電図と手際よく計っていきます。

その間もう一人は左手に点滴用の針を突っ込み固定しています。
その間、何分だったでしょうか?・・・
ドイツ人でもやれば出来るなぁと感心をするほど迅速な対処でした。

その後、神経科病棟へ送られ申請書類を見せると 「ハイ、3号室が空いているから、そこへ入りなさい・・・」と、
「エッ、これってイキナリ入院?」・・・どうもそのようです。

まぁとんだバタバタでしたが、取り合えずは入院をしたようです。・・・
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3号室の同部屋にはもう一人オジサンが入っていて、「どうしましたか?」、「いやぁ物が二重に見えて・・・」、「そう・・・ワシもそうなんだよ・・・」と・・・
この人はイラン人のオジサンでもう20年以上ここに住んでいて、百貨店の衣料売り場で仕立て直しをしているそうです。 
奥さんと一緒に働いているそうですが、見舞いに来たその奥方は50過ぎ位に見えましたが、
中々の美人で、「良いね、あんな美人の奥さんと一緒に働いていて・・・」と向けましたが
「ウ~ン・・・」と煮え切らない返事でした。
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さて、検査は何時あるか分かりません。・・・
看護婦さんに訊いても、其々の科で空きが出来ると電話が掛かってくるそうです。
そのタイミングで検査に行く事になるのですが、ただ待っているだけでは退屈です。

「あのぉ~、携帯番号をおいて行くので、どこか近くをウロウロしていても構いませんか?」と尋ねると
思いのほか気さくに「あぁ良いよ・・・楽しんできて・・・」とこんな按配でとても気軽な対応です。

この病院は看護婦や看護士の男女とも若い人が多く働いているようですし、
ドイツ人以外のスタッフもアジアあり、アフリカあり中東ありとインターナショナルです。
それにドクターたちにも外人が多いようで、そんな環境がこの気さくな感じを生み出しているのでしょうか。・・・

丁度、今はサッカー、ヨーロッパ・カップの真っ最中で、夜はテレビを見に脱走しましたが、時折電話が掛かってきて、
「これから何々の検査だから・・・病棟へ帰ってくれますか?」・・・「ハイ・ハイ・・・」とハーフ・タイムの時に急いでかえる有様です。

それにこの病院は喫煙者に寛大です。
中庭にはちゃんと喫煙コーナーが設置されていて、顔見知りとなった常連の人たちがタムロしています。
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その内の一人、もう車椅子に座っているオバアサンなのですが、私が行くと必ずいるほどのヘビー・スモーカーです。

車椅子も自分では漕ぐのに力が足りず誰かの助けが必要です。
何度か見かけるうちにすっかりこのオバアサンに見込まれたようで、
必ず私の方を見て、「ハロー!」と力ない声を掛けてきます。

「何をして欲しい?」と訊くと何時も無言で指をさします。
ある時は喫煙所へある時はエレベーターまでと、その内すっかりア・ウンの呼吸となってしまいました。

この喫煙所脇には新しい病棟が建っていますが、ここは多分プライベート保険に入っている人たち用らしく、
えらく豪華、個室に加え其々にバルコニーまで付いていて、まるでリゾート・ホテル宜しくといった按配でした。
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さて、肝心の検診は日々違う場所を検査してくれました。

脳波に始まり、ウルトラ・シャーレで喉や頭の神経を見たり、一番怖かったのは脊髄の隋まで抽出されたことでした。

なんでもここと脳神経が繋がっていて、稀にバクテリアによる神経障害もあるそうです。

眼科でも何度も検査してくれました。
あれやこれやと色んな事をやらされました。

結局は血糖値の上昇による障害が脳神経に影響を及ぼしているのではないか、
との検診で今はクスリをのみながら先ずは血糖値を下げる努力に勤しまなければなりません。

まぁ長年の不摂生が祟っているのでしょう。・・・ 少しは回復の為に頑張ってみようかと思っています。・・・



by Atelier Onuki
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by Atelier-Onuki | 2016-07-01 00:54 | デュッセルドルフ | Trackback | Comments(0)
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