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日本滞在 4 - 清水から三十三軒堂へそして大阪 -

この日は大阪へ移動ですが、夕方まで時間があるので清水さん界隈を散策することにしました。

風情のある清水坂をブラブラと上りはじめましたが、
観光バスなどが止まる駐車場がある辺りから外国からの方々で溢れだしました。
まぁここは割り切って清水寺へと歩を進めました。
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未だ工事中なのは知っていましたが、足場の掛かった大舞台はそれなりに見応えがあるし、
一部開放されている舞台からの眺めは素晴らしく充分堪能することができました。
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小雪が舞い散りだしましたがダラダラと下り、先ほど舞台から見えていた
可愛い三十の塔(子安塔)へも足を延ばしながら散策を楽しみました。
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帰りは茶碗坂を下りましたが、この辺で清水焼が焼かれていたようです。
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バスで3駅ほど、今度は三十三間堂を目指しました。

ここも何時ぞや中学生ころに来た記憶があります。
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まぁ三十三間堂と言われているだけに、長~いお堂です。
ここではお堂の端まで弓を射ったことで知られていますが、
的まで約60mと凄い距離を射ったものです。
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早々に中に入ると暗い堂内はすでに厳かな雰囲気が醸しだされています。

まず目に入ってくるのは騒然とした仏像の数です。
整然と並べられた仏像は何体あるのでしょうか・・・
(後から調べたら1001体あるそうです。)
その数と言い、こんな事を考えた発想には圧倒され感心すると共にそのシュールさには不気味さすら感じられます。
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所々手前に建っている風神や雷神を始め「二十八部衆」(この名称も後から知りました)と云われる仏像たちは、
小ぶりながら動きもあり、そのリアルな表現力は彫刻として見ても凄い完成度の高い芸術作品です。
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そして圧巻は中央にドンと座す「千手観音」でしょう。
千手・・・千本も手があるのですよ・・・
其々の手にもつ物にも意味が込められているのでしょうが、誰が発想したのでしょう!!
ここでもその圧倒されそうなシュールさにしばし感慨深く眺めていまいた。

荷物をピック・アップするためホテルへ戻り、大阪へと向かいますが、
このホテルへ曲がる角に一軒の古い「タバコ屋」が建っています。

このお店では90歳中ほどのお爺さんが切り盛りしていて(と言っても動きは遅いのですが・・・)
前回行った時も大丈夫かなと、心配をしていたのですが、今回もゆっくりとした動きながらご健在で安心しました。

このお店の裏にはL型に食い込むようにコンビニが建っていますが、
このお爺さんに気を使っているのか「タバコ」は置いていません。
(ひょっとしたらこのコンビニの敷地もお爺さんのものかしら・・・)
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さて、大阪では高校時代の親友と一献傾けました。
彼のお気に入りのお店で、私も3回目です。
年配好みの落ち着いた雰囲気の日本料理やで、ブリシャブなど美味しく頂きました。

いよいよ、大晦日となり、やっと家族と合流です。
お昼は偶々見つけた「浪花そば」という蕎麦屋で年越し蕎麦の予行演習・・・
都会のビルに囲まれた古い建物で老舗感を醸しだしています。
大阪では蕎麦やは少ないのですが、とても美味しく頂きました。
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夕食は・・・やはり年越し「うどん」・・・
娘が「行ったことがない!」と云うので「そりゃ行かにゃ~」と道頓堀にある「今井」へ向かいました。
この天下一品の「うどん」は一度試してほしかったからです。
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とても込み合っていまいたが、ラッキーなことに2階の落ち着いた座敷に案内されました。
お品書きを見ると、いや嬉しい事におつまみになりそうな料理がいっぱいあります。
そうそうここは「うどん」で有名ですが、懐石弁当なども販売しているので期待がもてます。
それに何と言って「出汁」・これは間違いなく美味しいはずです。

「タイの昆布締め」、「出汁巻き卵」、「スグキのヌタ合え」・・・
どれもこれも上品な味付けで、器も良いし盛り付けも良しで宴は延々と続きました。

やっと仕事を終えた長女も合流し、大阪での大晦日は大いに盛り上がりました。
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さあ、明日は長旅が待っています。



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by Atelier-Onuki | 2019-02-08 01:15 | 日本 | Trackback | Comments(0)
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