
今日ボーッとBR(バイエルン放送)のサイトを見ていたら”サー、ミュンヘンへ来る”と題して
ラトルさんがBR(バイエルン放送交響楽団)の音楽監督に就任したニュースが載っていました。
一昨年末にヤンソンスさんが急遽され音楽監督が空席になっていましたが、何とラトルさんに決まりました。
1月3日に調印したそうですが、音楽界にとっては一大ニュースです。
ミュンヘン市は財政が豊かなのでこのオーケストラを初め、ミュンヘン・フィルや国立歌劇場も
歴代大物の指揮者を招聘してきましたが、今回は特に驚きました。
就任は2023年からだそうですが、現在のロンドン交響楽団は23年に辞任する予定で、このBRに専念することが予測されます。
おそらくイギリスがEUから離脱したことも影響しているかも知れません。
今やムーティと共に最も優れた指揮者ですからミュンヘンの音楽ファンが羨ましいです。
BRは物凄く優秀なオーケストラですが、世界の放送オーケストラに共通するように色が余りありません。
ベルリン・フィルに就任したときの様に暫く時間が掛かるかも知れませんが、ラトルさんがどの様な
色付けをしていくのか、今からとても楽しみです。
あぁ又ミュンヘンに住みたいなぁ・・・
追記 : な・なんと彼はドイツ国籍を取得したそうです。
まぁイギリスにいるよりも動きやすいですし、その本気度が伝わってきます。