2018年 02月 06日 ( 1 )

日本滞在 8. (最終日は柴又へ)

長かった日本滞在も、いよいよ最終日を迎えましたが、
気持ちは何となく柴又へと向かいました。

それほど熱心なファンではないのですが、あの「寅さん」の舞台を見てみたいなぁと思っていました。

そこそこ長い道のりでしたが電車を乗り継いで「柴又駅」に到着しました。
そうそう向かいの上りホームは見送りのシーンで何度も登場し見たことのある光景です。

駅前には「寅さん」と、それを見送る「サクラ」の銅像が建っています。
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何人もの人たちが記念撮影をしているので、隙間から「ヘェ~これがそうか・・・」と
訳の分からない事を思いながら眺めていました。

ボランティアの方でしょうか、年配の紳士が色々と説明をされていますが、
皆さん熱心に聞いておられて、今なお「寅さん」は人気があるのだなぁと思わされました。

駅前を後にし、「帝釈天参道」へと向かいました。
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まぁ映画の中でもお馴染みの商店街が現れました。
どのお店も味わいがあり昭和の香りが残っていて、ゆっくりと眺めながら帝釈天へと歩を進めました。
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途中、「とらや」と掲げられた看板の店も覗いてみましたが、こちらはお食事処で、
モデルになったお店はどうも数軒手前にある別のお菓子屋さんのようです。
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帝釈天も立派なお寺で、特に本堂の前に生えている「松」は立派で枝が左右に大きく広がって見ものでした。
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何処からとなく読経の声が聞こえてきて、「フム、フム中々味わいがあるなぁ~」と思っていましたが、
それはテープで流されていました。

その読経に混じって今度は「寅さん」のテーマ音楽が被ってきて、
この音響の交じり合いはちょっとシュールで笑ってしまいました。
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帝釈天を後にし、「寅さん記念館」を目がけお寺の裏へと進んでいきました。

裏手には「山本亭」と云う立派なお屋敷があって、見学もできるのですが、「寅さん記念館」へ通り抜けられるようです。
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山本亭を後にして江戸川堤の脇を記念館目指して階段をよじ登りましたが、そこそこキツイ階段でした。

入るかどうか一瞬迷ったのですが、まぁもう一度ここへ来る機会はないでしょうし見学することにしました。

入ると直ぐに昭和初期の街並みを再現したジオラマが現れます。
多分、ここの商店街だと思いますが、中々ノストラジックです。
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次に部屋は、紙芝居宜しくボタンを押すと窓の向こうに明かりが付き、寅さんの生い立ちを順番に人形劇で表現しています。

この辺のことは映画では紹介されていない部分ですが、「寅さん」の子供時代を通じて昭和の歴史を追っているようで、興味深いものでした。

途中、小さくて可愛い車両が展示されていて、何だろうかと説明を読んだ処、
これは現在の京成金町線にあたるのでしょうか、昭和初期にあった人力の車両でした。
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中は狭く精々6人で一杯かと思ったのですが、10人も押し込んだそうです。
多分、帝釈天のお参りのために敷かれたと思うのですが、
向かいにはそのジオラマ模型が展示されていて、ちゃんと人が押して動かしていました。

それにしても、昔を偲ばせる模型が、ちょっと気に入って暫く眺めていました。
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さて、「寅さん記念館」を後にし、江戸川の土手へと出ました。
ここもよく映画に出てきたシーンです。
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遠くに「渡し」らしき船着場を見つけました。
あれは多分「矢切の渡し」なのでしょう。
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ちょっと遠かったのですが、せっかくなので行ってみることにしました。

この日は寒かったのですが、良いお天気なのでパラパラと川原で寛いでいる人たちもいます。

冬場は運行をしていないそうで、まぁ寂しげな船着場ですが、返って味わいがあったかも知れません。
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まぁ歌でしか知りませんし、といって歌もそれほど詳しくはありませんが、
この寂しさには何だか訴えてくるような雰囲気が漂っていて、すっかり気に入ってしまいました。
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何だか私自身も寂しくなったような感傷に陥りかけましたが、
いやいや気を引き締めて、明日は遠路帰らなくてはなりません。

日本では3週間と今までで一番長い滞在でしたが、その間お世話になった方々、
そして一緒に飲んで頂いた方々には、この場を借りて改めて御礼申し上げます。

今回は体調も何とか持ってくれて、凄く楽しい毎日でした。
もう直ぐにでも又行きたいなぁと、数々の飲み屋のシーンが走馬灯のようにグルグルと回っています。


by Atelier Onuki
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by Atelier-Onuki | 2018-02-06 01:18 | 日本 | Trackback | Comments(0)