カテゴリ:デュッセルドルフ( 32 )

秋たけなわ

a0280569_0353251.jpg

この処、良いお天気が続き、秋たけなわと言った感じです。

木々も色づき見ごろを迎えました。
a0280569_0355276.jpg

紅葉といってもヨーロッパは概ね黄色く染まる木が多く、
日本のように見事な赤に染まる木は少なくて、
精々楓やたまに見かけるモミジ(これも楓科ですが)、それに木蓮くらいでしょうか・・・

そんな中、名前も知らない、
ちょっとブドウの葉っぱに似た蔦が早い時期から赤く染まり始めます。
a0280569_037036.jpg

私が時々通るバス停の壁に、たくさん絡まっているのですが、
これが中々見事な光景です。
a0280569_037501.jpg

高速道路上のバス停なのですが、先日思わず慌てて下車をし写真を撮りました。
a0280569_0373185.jpg

中には電柱に絡みつき、それがまるで赤い糸杉のように感じられるものもあります。
白く小さな、これまた名も知らぬ花とのコントラストも見事なものです。
a0280569_038132.jpg

a0280569_0382878.jpg

a0280569_0384285.jpg

さぁ今週末はノルト・パークにある日本庭園のモミジでも見に行くかなぁ~


by Atelier Onuki~ホームページもご覧ください~応援クリックありがとうございます!人気ブログランキングへ
[PR]
by Atelier-Onuki | 2018-10-13 00:39 | デュッセルドルフ | Trackback | Comments(0)

「Ticket 2000」 は優れもの

ここデュッセルドルフの市内交通機関は「Rhein Bahn」という半官半民のような会社が運営していて、
チケットの種類も利用する人のニーズに合わせて多種多様の種類があります。

私はその中の“Ticket 2000”というチケットをいわゆるAboで年間契約をしているのですが、
これがとても便利なチケットです。

これは距離にあわせてA~Dまでの4種類の値段に分かれていますが、
普段は市内しか乗らないので私のは一番安い“A”のチケットで76ユーロほどです。
a0280569_0235751.jpg

まず市内の路面電車を始め地下鉄、バス、国有鉄道が乗り放題です。
これが夕方19時を過ぎると大人2人、子供3人まで同乗することができます。

これだけでも優れものですが、更に貸し借りが自由なのです。

更に週末や祝日ですと、このノルト・ライン・ヴェストファーレン州全域が乗り放題となります。
この州は広いので相当乗り応えがあります。
唯、ケルン方面はイジワルで南へは途中までしかフリーで行けません。

そんな中、先日、停留所の案内版をボーッと眺めていたら、
このRhein Bahn と提携しているVRR(ライン-ルール運輸連合)の路線図が掲示されていました。

よく見てみると何とオランダのアーネムまで範囲内として載っているのを発見しました。
そう言えば最近、アーネム行きの真新しい列車が通過するのを時々見かけていました。

そうか、これは一度試してみない手はないとばかり、乗り込んで見ました。

これはデュッセルドルフ発でアーネム行きの専用列車で、最近オランダの運輸局と提携したようです。

車内は新しいだけに綺麗です。
アーネムまでは1時間50分と結構な距離を走ります。

国境のエマーリッヒに着く頃にはすっかり疲れていますが、
さすがこの辺からは景色も俄かにオランダっぽくなってきて、
長閑な牧草地を背景にレンガ作りの可愛い家々が点在し始めます。

アーネムに近づいたころ、やっとオランダの車掌さんが回ってきました。

この“Ticket 2000“で行けるのか確信はなかったので、
追加料金を払うのを覚悟でハイとかざして見ると、ホイと紙のカードをくれました。

よく見るとそれは QRコード付きの「Key Card」と書いてあります。

ははぁ~、ドイツ側では列車に乗るのに改札もなく自由に出入りができますが、
オランダは最近になって自動改札が導入され、チケットがないと開かないシステムになっているようです。

自動改札にこれを当てると気持ちが良いほど簡単にサッと開きました。
a0280569_0245334.jpg

いやぁ~、ありがたいものです。
こんなに遠くまで無料で来られるとは感無量です。

アーネムの駅は最近改装されたようで、曲面を多く取り入れた建物はモダンで天井も高く心地よい空間です。
a0280569_0251323.jpg

この日はお天気も良かったので、昔訪ねたことがあるオランダ村(open Air Museum)へ行ってみることにしました。

ここは言わば明治村みたいな所で、オランダのホステンボスといった所でしょうか。

駅構内のバスターミナルにはミュージアム行きの、これまたレトロなバスが停まっていました。
オランダ人にとっても珍しいのか来る人、来る人がカメラに収めていました。
残念ながらこれは宣伝用らしく、後に停まっていた普通のトロリーバスに乗って向かいました。
それでもこのトロリーバスはオランダではこの街にしか無いそうです。
a0280569_0253782.jpg

バス停を降りミュージアムへはダラダラとちょっとした距離を歩きます。

かつて行ったのは20年以上も前だったので、ひょっとして寂れているのではと心配をしていましたが、
入り口には大勢の人たちが訪れていてホッとしました。

改装もされたようで入り口や周辺の建物も真新しい感じです。
取り合えずはレトロな路面電車に乗って一周してみることにしました。
a0280569_02662.jpg

この停留所も改装されたようで綺麗になっていました。
電車も古いタイプの何種類かが頻繁に運行しています。
a0280569_0262676.jpg

ミュージアムは広大な敷地に昔の街並あり、農村ありと点在していて、
当然オランダのシンボルでもある風車はあちこちに設置されています。
a0280569_026594.jpg

a0280569_0271117.jpg

a0280569_0272537.jpg

a0280569_0274172.jpg

a0280569_0275636.jpg

園内にはレストランも何軒かありますし、一日中楽しむことができました。
a0280569_0282892.jpg

帰りはアーネムの街をぶらつき、趣のある街並みを楽しんでいました。
a0280569_0284159.jpg

a0280569_0285586.jpg

a0280569_029647.jpg

次回はここでの激戦を題材にした映画「遠すぎた橋」で有名な「ジョン・フロスト橋」も
訪ねてみようかなと思っています。

夕食も済ませデュッセルドルフに着いたのはもう10時を過ぎていてグッタリと疲れていました。

やはりアーネムは遠い街でした。




by Atelier Onuki
~ホームページもご覧ください~

応援クリックありがとうございます!

人気ブログランキングへ
[PR]
by Atelier-Onuki | 2017-10-07 00:34 | デュッセルドルフ | Trackback | Comments(0)

「Grafenbergでの競馬」

先日の日曜日は爽やかなお天気だったので、グラーフェンベルクの森でも散歩しようかとブラブラ出掛けました。

路面電車で最寄りの停留所に着くと、森の中にある競馬場へ行く臨時のシャトル・バスが運行していました。
これは、月に一度ほど開催される競馬がある日にだけ運行されます。

「コリャ楽チンだ!」とイソイソと乗り込みました。
散歩に来ているのに何をしているのか良く分かりませんが、
「人ってどうしても楽な方へ流れがちだから!」と都合の良い言い訳を勝手にしていました。

バスは既に混んでいましたが、競馬場に着くと、競馬場内は溢れんばかりの人が来ています。
それにツバの広い帽子に、ロングドレスと着飾ったご婦人たちもたくさん見受けられます。
まぁ思い様によってはちょっとマイ・フェアレディのワン・シーンの様でもありますが、
ヘプパ-ンほどの方には遭遇できませんでした。
a0280569_2314342.jpg

唯、今日はちょっと大きなレースがあるようで、
良く見るとメインレースは「Henkel Preis」とあり日本でも販売されている
化学製品会社の「ヘンケル杯」がこれから出走するようです。

入場料は10ユーロ、これには2ユーロ分の馬券がオマケで付いているようです。
それにしても1レースを見るだけなのに10ユーロはちょっと高い。・・・

「そうだゴルフ場のクラブ・ハウスへ回ろう!」と一計を案じました。
ここは普段ゴルフ場が併設されていて競馬がない日はレーンの内側もコースとして使われています。
クラブ・ハウスも競馬場のすぐ隣で、ここだと自由に出入りすることができます。

馬が右往左往するパドックの脇を通り、クラブ・ハウス脇の通路に回るとシメシメ予想通りだれもコントロールをしていませんでした。

考える事は皆同じで何人もの人が既に集まっていました。
ここだとフェンスの至近距離まで近づけるし、次のメイン・レースのスタートはこの辺からです。
a0280569_2315225.jpg

a0280569_23153924.jpg

出走する馬達がパラパラとレーンに集まりだしました。
a0280569_23162795.jpg

未だ開けっ放しのスタート・ゲートを颯爽と走りぬけ、メイン・スタジアム辺りでお披露目をしているようです。

再びすごい勢いで戻って来ましたが1kmほど走りぬけ、どうもウォーミング・アップをしているようです。

それにしても馬が颯爽と走る姿は迫力もあり精悍で、ジョッキー達の衣裳もカラフルで綺麗です。

「そういえばデュフィも競馬場の絵をたくさん描いていたなぁ~」とそのシーンを思い浮かべていました。

いよいよゲートもセッティングされ馬達を誘導しようとしていますが、どの馬も興奮をしていて中々入ろうとはしません。
a0280569_23171469.jpg

中には馬に振り落される騎手もいたりで大変です。
a0280569_23172730.jpg

落ち着きだした馬から一頭一頭とゲートに入っていきますが、中には頑固な馬もいて最後まで抵抗をしています。
a0280569_2318668.jpg

やっと全ての馬がゲートに入りきったと思った瞬間、
「Achtung!」と声が掛かり間髪を入れずにスタートが切られました。
a0280569_2319471.jpg

a0280569_2320956.jpg

スタートの写真を撮ろうと構えていたのですが、あっけに取られ、
続けて撮ろうとしたらもう遠くまで走り去っていて、私のコンデジでは追いつきませんでした。
a0280569_23202360.jpg

馬は16頭立てで2200m、これだけいると迫力があります。

あっという間に第4コーナーを回って直線コースに入ってきました。
a0280569_23205584.jpg

ここでも写真を撮りましたが1枚だけしか撮ることができず、
「ワ~ッ!」と大歓声の内レースは終了してしまいました。
a0280569_23212068.jpg

もう何番の馬が勝ったのやら分からないままボチボチと立ち去りました。

途中、隣にある野生の動物公園へ向かってブラブラ歩いていると、場内からドイツ国歌が流れてきました。
どうも表彰式をしているようで、たぶんドイツの馬が勝ったのでしょうね。

まぁお天気も良かったし、馬たちも綺麗だったし楽しむ事ができました。

次回は8月20日開催だそうですが、また見に行ってみようかな ・・・



by Atelier Onuki
~ホームページもご覧ください~

応援クリックありがとうございます!

人気ブログランキングへ
[PR]
by Atelier-Onuki | 2017-08-10 23:25 | デュッセルドルフ | Trackback | Comments(0)

「Benrathのビール祭り」

先週はデュッセルドルフ近郊のBenrath(ベンラート)と云う町でビール祭りがありました。
a0280569_0155813.jpg

ドイツ・ビールはそりゃ天下一品の上手さなのですが、地方によっては製造法や味が違い好みも分かれます。
私は、偶々この辺の地ビールが好みに合っていて、Pils(ピルツ)と云う日本の一般的なビールに近いものや、
Altアルト(古い)と云われ製造法が古いのでそうネーミングされたデュッセルドルフのちょっと褐色の地ビールも大好きです。

そんな中、このビール祭りにはドイツ中はもとより、チェコ、ポーランド、クロアチア、ベルギーなどからも
代表的なビール醸造所が参加していて、生ビールを提供しているようです。

ビール好きの私としては、地元に行かないと飲めない生ビールとはどんなものかと期待を胸に出掛けました。

ベンラートの駅に着くと大勢の人たちが下車し、期待度は益々広がって行きます。
屋台のテントはもう駅前から所狭しと連なっていて、未だ昼過ぎにも関わらず既に大賑わいの様相です。
人だかりの間を一軒一軒、「フ~ム・・・ドレドレ」と興味深く眺めながら奥へと進んで行きました。

途中、ミュンヘン郊外の修道院が醸造するAndechs(アンデックス)の屋台に気を引かれながらも、歩を進めました。

ミュンヘンにいた頃、「ここのビールは美味しいよ!」と教えてもらって、この修道院まで飲みに行ったことがありました。
小高い丘の上にはレストランもあって大賑わいでした。

ビールはサッパリ系が多いバイエルンでは珍しくしっかりとしたコクのある味わいで、
マースと呼ばれる1ℓ入りのジョッキを一気に飲み干しました。
暫くしたらやたらと酔っ払っていて、「これは一気飲みしたせいだ!」と思っていたのですが、
後から知った処によるとこのビールはアルコール度が普通のビールの倍ほどあるらしく、そりゃ酔っ払うわけです。
a0280569_0165534.jpg

そんなこんなを思い出しながら駅前通りを右に折れると町の広場へと続いて行きます。
ドンドン奥へと進みやっとお目当てに店を見つけることができました。

実はこのビール、以前チェコ・ビールに詳しい人から「これは美味しいだから!」と云ってもらったことがありました。

やはりこのビール祭りで久しぶりに見つけたのだそうですが
名前をすっかり忘れてしまい、今日はそのビールを求めてやってきました。

長ったらしい名前だったので覚えられませんでしたが、多分これ「Staropramen」と云う銘柄です。
屋台の看板には大きく「Das Prager Bier」(プラハのビール)とドンと掲げられています。
a0280569_0173290.jpg

注文しようとカウンターに張ってあるメニューを見ると3種類あるようですが、迷わず代表的な“Pils”を・・・
待つこと楽し3分間、クリーミーな泡が乗った黄金色のビールを手渡されました。

木陰へと移動し、深呼吸をしてから「グビッ!」と一口味わってみました。
「ウ~ン!」上手い・・・ これこれ、これが飲みたかったビールです。

味・コク・キレとも極上、しかも回転が良いのかフレッシュな味わいでちょっと興奮気味です。・・・

一息入れて平静を取り戻すと、人って勝手なもので「次はどれにしようかなぁ~」と良からぬ欲が出てきます。

未だ飲んだことがないポーランドのWarka やクロアチアのKorlovacko、
そして又チェコのStaropramenに戻り今度はDunkelをと正にのん兵衛の屋台めぐりでした。・・・
a0280569_0175239.jpg

お天気も太陽が燦々と照っていて暑いし、もうフラフラの状態で何とか家へとたどり着きましたが、いやぁグッタリでした。



by Atelier Onuki
~ホームページもご覧ください~

応援クリックありがとうございます!

人気ブログランキングへ
[PR]
by Atelier-Onuki | 2017-08-09 00:33 | デュッセルドルフ | Trackback | Comments(0)

「Froschenteichの石楠花」

ようやく5月らしい陽気となり暖かくて爽やかな日々となりました。

久しぶりにデュッセルドルフの北15kmほどのところにあるFroschenteich (蛙池と名前が可愛い)を目指しました。
デュッセルドルフからは隣町のDuisburg行きの路面電車で行くのですが、
このFroschenteichは畑の中にポツンとある駅なので、
到着前にStopボタンを押しておかないと、ホームに人がいない場合は停まらずに通過してしまいます。

このFroschenteich を目指したのはHeltorfというお城があって、
お城自体はさほど大きくないのですが庭が広大で、ちょうどこのシーズンは“石楠花”が見ごろだったからです。
a0280569_23383186.jpg

a0280569_23384687.jpg

a0280569_2336392.jpg

それは私が知る限り、大きさと言い多さと言い、これ以上ないほどの見事なものです。
a0280569_23365990.jpg

a0280569_23371428.jpg

庭はお城にありがちな、人工的な幾何模様のものではなく、
元々あったであろう森を上手く利用しながら整備されているのでネイチャーな感じで溶け合っています。
a0280569_23392373.jpg

a0280569_23395496.jpg

それにこの広大さは見事なもので、鬱蒼とした大きな木々に包まれているので、
初めてだと迷子になってしまうかも知れません。
a0280569_23404074.jpg

a0280569_23405819.jpg

a0280569_23411438.jpg

a0280569_23412885.jpg

a0280569_23414114.jpg

ここを最初に見つけたのは十数年前でしょうか、
電車に揺られながら、「何かモチーフになりそうな景色はないかなぁ~」と
ボーと車窓を眺めていたら、遠くに小さな祠らしき建物を見つけました。

慌てて飛び降り、その祠を目指したのですが、これが小さいながら素敵なチャペルですっかり気に入りました。

それから何度となくスケッチに訪れたのですが、停留所近くから始まる森のような植え込みが気になっていました。
外はレンガ塀で囲まれているので
これはきっとお城かなんかに違いないと思って訪ねてみましたが、何度かは門が閉ざされていました。
門にあった看板をよく読んでみると、ここは5月からの夏季だけで、しかも週末と祭日のみ開くとのことでした。

処で、このFroschenteichの駅ですが、以前は何もない畑の中にポツンとあったのですが、
数年前に新しい高速道路が整備された折に、今のようなプラットホーム付きの立派な駅に改装されました。
a0280569_23454949.jpg

それは未だ良いのですが、あの祠や周りにあった趣のある農家などが立ち退きになってしまい、今はすっかりその姿がなくなってしまいました。

まぁ便利になるのも良いのですが、何度も描いたチャペルだったので、凄く寂しい思いをしています。
a0280569_23462765.jpg

a0280569_23464441.jpg

a0280569_23465683.jpg

a0280569_2347811.jpg

a0280569_23471920.jpg

この日も何km歩いたでしょうか、膝はガクガクしてくるし足の裏も痛くなってきました。

お城を出て、駅裏にあるギリシャ料理屋を目指しました。
a0280569_23473319.jpg

今日の目的はもう一つ、ここでビールを飲む事です。
それは普段飲んでいる”König pilsener“というごくごくポピュラーな銘柄なのですが、
ここは地元の醸造所に近いので、ことのほか新鮮で美味しいビールを味わう事ができます。

ここも以前スケッチに来た帰り道、余りに喉が渇いていたので、ブラッと立ち寄ったのですが、最初の一口ですっかりその美味しさに魅了させられていました。

ギリシャ料理屋なので私にはイワシかイカ料理くらいしか興味がないのですが、
この日もビールは美味しくて、よく冷えた一杯目は一気に飲み干してしまいました。
a0280569_23482334.jpg

最後にサーヴィスで出てきた“ウゾ”も珍しく美味しい一品で、昼間っからご機嫌のヨイヨイ気分で帰途につきました。






by Atelier Onuki
~ホームページもご覧ください~

応援クリックありがとうございます!

人気ブログランキングへ
[PR]
by Atelier-Onuki | 2017-05-26 23:48 | デュッセルドルフ | Trackback | Comments(0)

「まだまだ寒い5月ですが・・・」

今年のドイツは寒い時期が長引き、5月になっても中々暖かくなりません。

そんな中、パァとお天気が良くなった日がありました。
ちょっと郊外を散歩したくなり、闇雲に遠距離を走るバスに飛び込みました。

それはMettmannという近郊の町まで行くバスでした。
途中穏やかな丘陵を長閑に走り、40分ほどで到着しました。

町は小さいながら木組みの伝統的な家もそこそこ残っていて趣があります。
a0280569_23514355.jpg

a0280569_23515972.jpg

a0280569_23521140.jpg

暫く町を散策をして、隣村のNeanderthalネアンダータール(原始人で有名なネアンデルタール)を目指しました。

ここの場合thalとhが入っていますが、タール(谷)と名付けられているだけに、周りは小高い山に囲まれた、それこそ立派な谷間です。

駅から山道をダラダラ下っていくと、直ぐに博物館が現れます。
道路を渡った所には原始人の彫像も建っています。
a0280569_23524145.jpg

a0280569_2353273.jpg

a0280569_23531443.jpg

近くにある小さなインビス(簡易食堂)で一休みです。
川沿いにはテラス席もあってゆっくりと日光浴を楽しみました。

元気が出てきた休憩後は山道を散歩することにしました。

木々が鬱蒼と茂る山道をダラダラ登っていると、
何処からともなく木々の甘酸っぱい香りが漂ってきて、気持ちの良い森林浴を楽しんでいました。
路線の違う駅まで登ってきて引き換えしましたが、途中のErkrath(エアクラート)に差し掛かると
アチコチに菜の花畑の鮮やかな黄色が目に飛び込んできました。

そう、この辺は菜の花畑が多く、10年ほどまえでしょうか散歩をした時も、
アチコチの黄色い畑を楽しんだ事を思い出しました。

森もそこそこの大きさがあって、アップ・ダウンのコースはネイチャーな感じが残り変化に富んでいて面白かったなぁ。・・・
来週辺りまた散歩してみようかな。・・・

処で、冒頭でも書きましたが、5月半ばというのに未だ寒い日が続き、
なんと水仙の花がまだ元気に咲き誇っています。

普段は2月末に咲き出し3月には終わってしまうのに、満開のマロニエ越しに立派に咲いています。
a0280569_23535737.jpg

a0280569_2354934.jpg

a0280569_23542213.jpg

こんな珍しい現象は始めての体験です。・・・




by Atelier Onuki
~ホームページもご覧ください~

応援クリックありがとうございます!

人気ブログランキングへ
[PR]
by Atelier-Onuki | 2017-05-10 23:54 | デュッセルドルフ | Trackback | Comments(0)

「春が来た~」

ここ一週間ほどお天気も良く、気温がグングン上がりました。

例年、シュニー・グロッケンの可憐な白い花が咲き始めると、
ああ春が近づいたなぁ~と嬉しい気分になってきます。

引き続いてクロッカス、水仙、そしてスミレが咲き始めると、やっと春らしくなりイースターの頃には本格的な春到来となります。
a0280569_23284811.jpg

a0280569_23292411.jpg

その頃には、いよいよ桜も咲き始めるのですが、今年は急に暖かくなったせいか、早く咲き始め、今はもう峠を過ぎてしまいました。
a0280569_23293948.jpg

そんな折、先日Uバーン(地下鉄)に乗っていてハインリッヒ・ハイネの駅からトーンハレに向かう途中で地上に出るのですが、木立越しにホーフガルテンがチラチラ見えます。

ふと気付くと、何だか紫色で帯状のものに目が留まりました。
「あれってひょっとしてクロッカスかも知れないなぁ」と
気になったので、トーンハレで降りて確認しに行きました。

ホーフガルテンに入ると、「オオ・なんだこれ!!」と言わんばかりの見事さ・・・
昨年までなかった光景で、きっと昨年末に植えたのでしょう。
新しく植えたせいかもうとっくに最盛期が終っているはずなのに、見事な咲きっぷりです。
それにまぁ何と広範囲に植わっている事でしょう。
これほどまでに見事なクロッカスは初めて見かけました。
a0280569_2330670.jpg

a0280569_23302557.jpg

a0280569_2330387.jpg

a0280569_23315598.jpg

これを見たらキューケンホフ(オランダの見事なチューリップ公園)に行かなくても済かもと思えるほどです。

クロッカスに沿ってホーフガルテン内を遠回りで散歩しました。

ここではクロッカスが目立っていますが、スミレや水仙も咲いていて楽しい気分になれました。
a0280569_2332164.jpg

そろそろ最盛期も過ぎようとしていますので、明日もまた行ってみようかと思っています。



by Atelier Onuki
~ホームページもご覧ください~

応援クリックありがとうございます!

人気ブログランキングへ
[PR]
by Atelier-Onuki | 2017-03-28 23:32 | デュッセルドルフ | Trackback | Comments(0)

秋たけなわ

今年の秋は一時期、急に冷え込んでまた暖かくなったせいか、
一気に紅葉した木々には例年になく葉っぱが長く付いているようです。
a0280569_2343296.jpg

色も鮮やかで暫し見とれてしまうほどです。

ヨーロッパの紅葉は黄色が多く、日本のような赤が少ないのですが、これはこれで見応えのあるものです。

日曜日はポカポカ陽気になったのでブラブラと散歩に出かけました。
路面電車の終点、グラーフェンベルクの森の裏側から登り始めました。

考える事は皆同じで、大勢の人たちが散策に訪れています。

途中にある厩舎を抜け競馬場が見える小高い所まで登ってきました。

ここには季節違いの菜の花畑が広がっていますが、
辺りは紅葉をしていて、何だかちょっとシュールな感じです。
a0280569_23432956.jpg

並木道をダラダラと競馬場へ向かって下って行きました。
a0280569_23435528.jpg

a0280569_23442686.jpg

この競馬場脇の長い並木道は全部栗の大木で、昨年来た時はちょうど栗拾いの時期だったので大勢の人たちが拾っていました。
a0280569_23444824.jpg

今日は時既に遅しで、殻だけが散らかった様態で木の枝にも殆ど付いていませんでした。

それでも多くの人たちが散歩を楽しんでいます。

ダラダラと下り、森も抜けようとする辺りに一本のモミジが自生していました。
モミジも色んな種類がありますが、これは日本の物にそっくりです。
赤や黄色に混じって鮮やかな緑も残し、その色づき具合や葉っぱの大きさなど日本を思い起こします。
a0280569_2345859.jpg

a0280569_23452318.jpg

暫く眺めながら懐かしく京都辺りに思いを馳せていました。


by Atelier Onuki
~ホームページもご覧ください~

応援クリックありがとうございます!

人気ブログランキングへ
[PR]
by Atelier-Onuki | 2016-10-31 23:45 | デュッセルドルフ | Trackback | Comments(0)

Linn城とブラームス

先日あるブログを読んでいたら、デュッセルドルフ近郊Krefeld(クレーフェルト)の
Linn城という砦と館からなるお城にブラームスが訪れたことが記されていました。
a0280569_0383688.jpg

この町へはかつて仕事の関係でよく訪れていましたが、町を探索したことなどなくて、まさかお城があるなんて全く知りませんでした。

まぁドイツは歴史的に小さな国の寄り集まりなので、思いがけない所で小さなお城に出くわす事が多いです。

このクレーフェルトはルール工業地帯の一角に位置し、かつては絹織物で栄えた町だそうです。
このブログを書くために、クレーフェルトについてちょっと調べてみましたが、何とこの町の出身者には、
あの世界的ブランドの創始者で馬具職人だったディエリ・エルメス(フランス人とばかり思っていた。)を初め、
現代美術家のヨーゼフ・ボイスや、荒川静香さんの代名詞的な演技の創始者イナ・バウアーさんと錚々たる顔ぶれが並んでいました。

さて、路面電車に乗り込みこの隣町を目指しました。
Linn城へはクレーフェルト中央駅で別の路面電車に乗り換えると15・6分で到着しました。

ここはごくごく小さな城下町でそれ以外は公園や畑が連なっている長閑なところでした。
町の入り口には地図の看板が立っていますが、町は完全に城壁で囲まれていて典型的な城下町の形態をしているようです。
a0280569_0391371.jpg

さて、城門を潜り城内へと入りましたが想像以上に立派な敷地に砦と、
後から建てられたであろう黄色い館との構成になっていました。

早々にチケット売り場へ歩を進めましたが、パラパラと訪問者が集まっています。
入場料を取っている所は整備も良く、それなりに見るべきものもあるので、これはちょっと期待が持てます。
a0280569_0403336.jpg

最初は館の方から入ることにしました。

一階にはキッチンや食堂に大広間がありましたが、どの部屋も調度品が素晴らしく品良く配置されていました。
a0280569_0411588.jpg

a0280569_0413728.jpg

木の階段を上がると応接間や寝室、この階にも大広間がありました。
最初の応接間では真っ先にブラームスの肖像写真が目に飛び込んできました。
a0280569_042040.jpg

その写真を中央にこの当時の夫妻の肖像画が挟むように飾られていました。
a0280569_0421178.jpg

ブラームスは1880年の1月にここを訪れているのですが、
この当時は交響曲の3番辺りを作曲している頃(47歳)で彼の絶頂期だったのですね。
多分、この頃はウィーンに住んでいたはずで、遠い所をワザワザ訪ねてきたのでしょう。
尤も、若い頃デュッセルドルフに住んでいたシューマンを訪ね、
暫く住んでいた経験があったので、このクレーフェルトにも親しみを感じていたのかも知れません。

この当時の領主Linnさんは音楽家だったそうで、
シュトットガルトの音大で教授をしていた程ですから本格的な音楽家だったのでしょう。
そのせいか部屋という部屋にはありとあらゆる種類のピアノや楽器が展示されていました。
a0280569_042329.jpg

ブラームスは3年後の1883年にこの滞在の返礼として「6つの合唱とオーケストラ曲」を献呈しています。
その楽譜は写真の隣に展示されていました。
a0280569_0424653.jpg

さて、タップリと展示を見学し、砦へと向かいました。

ここは小ぶりながらレンガ作りの重厚な佇まいです。
木製の橋を渡り場内へ入りました。
a0280569_0432037.jpg

係官の説明通り先ずは塔へ登ってみました。
狭くて勾配のキツイ螺旋階段を登りきると、心地よい風に吹かれ見晴らしの良い景色が広がりました。
遠くデュッセルドルフの街並みも望めます。
a0280569_043446.jpg

a0280569_044749.jpg

a0280569_0441619.jpg

暫く風を堪能した後、階下の展示室へと向かいました。
最初の大広間はさすが砦だけに殺風景です。
この砦が出来た歴史をイラストで説明していましたが、
1150年に基礎が作られ段々と増築され1500年には今日の様な砦を形成したようです。
a0280569_044416.jpg

別の部屋では当時絹織物で栄えていたころの織機などが展示されていて興味深いものでした。
a0280569_044578.jpg

砦を後にし正面の城門から町へと出ましたが、この瞬間の景色は中々味わいの深い古い建物が並んでいます。
a0280569_045204.jpg

暫く、城下町を散策しましたが、ちょっとした観光地を目指しているのでしょうか、
どの家も申し合わせたように玄関先は綺麗に花々で飾られていて、その努力を伺わせます。
a0280569_04649.jpg

a0280569_046215.jpg

とても小さな町であっという間に一周してしまいますが、ちょっとタイム・スリップをしたような錯覚に陥れ、楽しむことができました。
a0280569_0463739.jpg





by Atelier Onuki
~ホームページもご覧ください~

応援クリックありがとうございます!

人気ブログランキングへ
[PR]
by Atelier-Onuki | 2016-08-11 00:46 | デュッセルドルフ | Trackback | Comments(0)

「1週間の検査入院」は・・・

皆様ご無沙汰をしていました。

実は先週1週間、検査のため入院をしていました。

ここ数週間、目の状態が思わしくなく特に左側を見ると二重に見えています。
ピントも余り合わないので体も疲れやすく気持ちの悪い日々を送っています。

診察は目医者からはじまり、次の主治医は神経科に行くよう勧めました。

神経科では何かと動きのテストをされ、結局は総合病院で詳しく調べた方が良いと云う事になり病院に申請をしておきました。
a0280569_0502621.jpg

翌週、月曜日の朝一に、申請していた病院から電話が掛かってきました。
「症状はもう3週間も経っている?急いでいるよね?」と 「出来れば早く診察に・・・」、
「では、すぐに救急用受付まで来てください。」と言うのでバタバタと出かけました。
a0280569_0512040.jpg

a0280569_0514467.jpg

病院の救急車が止まっている辺りが多分そうだろうと、受付がある待合室へ入りましたが、
さすが緊急用なのでアチラでもコチラでも担架に寝かされた人たちが「ウン、ウンと唸りを上げています。

時折は「ウッ~!!」と痛みの悲鳴を上げる人もいて、「エッ俺なんか、ここへ来てもいいの・・・」と暫く戸惑っていました。

受付の順番が来て、事情を説明しましたが、ちゃんとここで良いようです。・・・ (ホッ)

「唯、今日は救急患者が多いので相当待つのを我慢して下さい。」と一言。・・・

朝、慌てて出てきたので何も食べておらず、ちょっとお昼には早いけど、お腹も空いていたので近くでササッと済ませることにしました。

運良く近くのパスタ専門店が準備OKと云う事でクリクリ・マカロニの「Arrabbiata」を注文、
暖かいピザ・パンまで付いてきて美味しく頂きました。
それでも未だ待たされそうなので、エスプレッソ・マッキャートでノンビリ時間を潰していました。

もうソロソロ良いかなと受付までダラダラ帰ると、緊急搬入室の中から 「mr.Onuki !」と切羽詰った大声で呼ばれました。

「ハイ・私ですが・・・」、「もう早く入りなさい・・・何処へ行っていたのよ・・・」と・・・

若い看護士に引き入れられ、治療台に乗せられると、ものの見事な速さで一人は脈拍、血圧、心電図と手際よく計っていきます。

その間もう一人は左手に点滴用の針を突っ込み固定しています。
その間、何分だったでしょうか?・・・
ドイツ人でもやれば出来るなぁと感心をするほど迅速な対処でした。

その後、神経科病棟へ送られ申請書類を見せると 「ハイ、3号室が空いているから、そこへ入りなさい・・・」と、
「エッ、これってイキナリ入院?」・・・どうもそのようです。

まぁとんだバタバタでしたが、取り合えずは入院をしたようです。・・・
a0280569_0522197.jpg

3号室の同部屋にはもう一人オジサンが入っていて、「どうしましたか?」、「いやぁ物が二重に見えて・・・」、「そう・・・ワシもそうなんだよ・・・」と・・・
この人はイラン人のオジサンでもう20年以上ここに住んでいて、百貨店の衣料売り場で仕立て直しをしているそうです。 
奥さんと一緒に働いているそうですが、見舞いに来たその奥方は50過ぎ位に見えましたが、
中々の美人で、「良いね、あんな美人の奥さんと一緒に働いていて・・・」と向けましたが
「ウ~ン・・・」と煮え切らない返事でした。
a0280569_0523515.jpg

さて、検査は何時あるか分かりません。・・・
看護婦さんに訊いても、其々の科で空きが出来ると電話が掛かってくるそうです。
そのタイミングで検査に行く事になるのですが、ただ待っているだけでは退屈です。

「あのぉ~、携帯番号をおいて行くので、どこか近くをウロウロしていても構いませんか?」と尋ねると
思いのほか気さくに「あぁ良いよ・・・楽しんできて・・・」とこんな按配でとても気軽な対応です。

この病院は看護婦や看護士の男女とも若い人が多く働いているようですし、
ドイツ人以外のスタッフもアジアあり、アフリカあり中東ありとインターナショナルです。
それにドクターたちにも外人が多いようで、そんな環境がこの気さくな感じを生み出しているのでしょうか。・・・

丁度、今はサッカー、ヨーロッパ・カップの真っ最中で、夜はテレビを見に脱走しましたが、時折電話が掛かってきて、
「これから何々の検査だから・・・病棟へ帰ってくれますか?」・・・「ハイ・ハイ・・・」とハーフ・タイムの時に急いでかえる有様です。

それにこの病院は喫煙者に寛大です。
中庭にはちゃんと喫煙コーナーが設置されていて、顔見知りとなった常連の人たちがタムロしています。
a0280569_053162.jpg

その内の一人、もう車椅子に座っているオバアサンなのですが、私が行くと必ずいるほどのヘビー・スモーカーです。

車椅子も自分では漕ぐのに力が足りず誰かの助けが必要です。
何度か見かけるうちにすっかりこのオバアサンに見込まれたようで、
必ず私の方を見て、「ハロー!」と力ない声を掛けてきます。

「何をして欲しい?」と訊くと何時も無言で指をさします。
ある時は喫煙所へある時はエレベーターまでと、その内すっかりア・ウンの呼吸となってしまいました。

この喫煙所脇には新しい病棟が建っていますが、ここは多分プライベート保険に入っている人たち用らしく、
えらく豪華、個室に加え其々にバルコニーまで付いていて、まるでリゾート・ホテル宜しくといった按配でした。
a0280569_0532617.jpg

a0280569_0534528.jpg

a0280569_0535612.jpg

さて、肝心の検診は日々違う場所を検査してくれました。

脳波に始まり、ウルトラ・シャーレで喉や頭の神経を見たり、一番怖かったのは脊髄の隋まで抽出されたことでした。

なんでもここと脳神経が繋がっていて、稀にバクテリアによる神経障害もあるそうです。

眼科でも何度も検査してくれました。
あれやこれやと色んな事をやらされました。

結局は血糖値の上昇による障害が脳神経に影響を及ぼしているのではないか、
との検診で今はクスリをのみながら先ずは血糖値を下げる努力に勤しまなければなりません。

まぁ長年の不摂生が祟っているのでしょう。・・・ 少しは回復の為に頑張ってみようかと思っています。・・・



by Atelier Onuki
~ホームページもご覧ください~

応援クリックありがとうございます!

人気ブログランキングへ
[PR]
by Atelier-Onuki | 2016-07-01 00:54 | デュッセルドルフ | Trackback | Comments(0)