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カテゴリ:日本( 19 )

日本滞在 4 - 清水から三十三軒堂へそして大阪 -

この日は大阪へ移動ですが、夕方まで時間があるので清水さん界隈を散策することにしました。

風情のある清水坂をブラブラと上りはじめましたが、
観光バスなどが止まる駐車場がある辺りから外国からの方々で溢れだしました。
まぁここは割り切って清水寺へと歩を進めました。
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未だ工事中なのは知っていましたが、足場の掛かった大舞台はそれなりに見応えがあるし、
一部開放されている舞台からの眺めは素晴らしく充分堪能することができました。
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小雪が舞い散りだしましたがダラダラと下り、先ほど舞台から見えていた
可愛い三十の塔(子安塔)へも足を延ばしながら散策を楽しみました。
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帰りは茶碗坂を下りましたが、この辺で清水焼が焼かれていたようです。
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バスで3駅ほど、今度は三十三間堂を目指しました。

ここも何時ぞや中学生ころに来た記憶があります。
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まぁ三十三間堂と言われているだけに、長~いお堂です。
ここではお堂の端まで弓を射ったことで知られていますが、
的まで約60mと凄い距離を射ったものです。
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早々に中に入ると暗い堂内はすでに厳かな雰囲気が醸しだされています。

まず目に入ってくるのは騒然とした仏像の数です。
整然と並べられた仏像は何体あるのでしょうか・・・
(後から調べたら1001体あるそうです。)
その数と言い、こんな事を考えた発想には圧倒され感心すると共にそのシュールさには不気味さすら感じられます。
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所々手前に建っている風神や雷神を始め「二十八部衆」(この名称も後から知りました)と云われる仏像たちは、
小ぶりながら動きもあり、そのリアルな表現力は彫刻として見ても凄い完成度の高い芸術作品です。
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そして圧巻は中央にドンと座す「千手観音」でしょう。
千手・・・千本も手があるのですよ・・・
其々の手にもつ物にも意味が込められているのでしょうが、誰が発想したのでしょう!!
ここでもその圧倒されそうなシュールさにしばし感慨深く眺めていまいた。

荷物をピック・アップするためホテルへ戻り、大阪へと向かいますが、
このホテルへ曲がる角に一軒の古い「タバコ屋」が建っています。

このお店では90歳中ほどのお爺さんが切り盛りしていて(と言っても動きは遅いのですが・・・)
前回行った時も大丈夫かなと、心配をしていたのですが、今回もゆっくりとした動きながらご健在で安心しました。

このお店の裏にはL型に食い込むようにコンビニが建っていますが、
このお爺さんに気を使っているのか「タバコ」は置いていません。
(ひょっとしたらこのコンビニの敷地もお爺さんのものかしら・・・)
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さて、大阪では高校時代の親友と一献傾けました。
彼のお気に入りのお店で、私も3回目です。
年配好みの落ち着いた雰囲気の日本料理やで、ブリシャブなど美味しく頂きました。

いよいよ、大晦日となり、やっと家族と合流です。
お昼は偶々見つけた「浪花そば」という蕎麦屋で年越し蕎麦の予行演習・・・
都会のビルに囲まれた古い建物で老舗感を醸しだしています。
大阪では蕎麦やは少ないのですが、とても美味しく頂きました。
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夕食は・・・やはり年越し「うどん」・・・
娘が「行ったことがない!」と云うので「そりゃ行かにゃ~」と道頓堀にある「今井」へ向かいました。
この天下一品の「うどん」は一度試してほしかったからです。
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とても込み合っていまいたが、ラッキーなことに2階の落ち着いた座敷に案内されました。
お品書きを見ると、いや嬉しい事におつまみになりそうな料理がいっぱいあります。
そうそうここは「うどん」で有名ですが、懐石弁当なども販売しているので期待がもてます。
それに何と言って「出汁」・これは間違いなく美味しいはずです。

「タイの昆布締め」、「出汁巻き卵」、「スグキのヌタ合え」・・・
どれもこれも上品な味付けで、器も良いし盛り付けも良しで宴は延々と続きました。

やっと仕事を終えた長女も合流し、大阪での大晦日は大いに盛り上がりました。
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さあ、明日は長旅が待っています。



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by Atelier-Onuki | 2019-02-08 01:15 | 日本 | Trackback | Comments(0)

日本滞在 3 - 寺田屋と酒蔵巡り -

伏見稲荷から京阪電車の駅まで境内から少し歩きますが、参道にはお正月を控え屋台が目白押しに建っています。
人でも多く、掻き分けながら進みました。
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京阪「伏見稲荷」駅では“お稲荷さん”が販売されていて結構な人気です。
「稲荷で稲荷か・・・」とちょっと気をそそられましたが、
ここはぐっと我慢してちょうど到着した電車に乗り込みました。

中書島へ行った目的は、まず竜馬縁の「寺田屋」を訪れ、その後ブラブラと酒蔵めぐりを楽しむことでした。

取りあえずは腹ごしらえと歩き出しましたが、あまりお店がありません。
たまに出くわしても閉まっていて、何だか寂しくなります。

やっと古くて鄙びた中華屋さんが何とか営業中のようです。
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恐る恐る扉を開けるとカウンター1本の店で、誰も座っていません。

もう2時をまわっていたので、ここでも恐る恐る「すみません・・・未だ食事できますか?」と訪ねたところ・・・
「ハイ・どうぞ・どうぞ」と心強い返事・・・良かった・・・

ここは念願の「酢豚」にしようと心に決めました。
普段は余り美味しくない「酢豚」しかないので、
日本人が調理する一般的で素朴な「酢豚」は日本で食べる楽しみの一つでした。

暫くしてご婦人が2人入って来られました。
近所の常連さんらしく、入ってきて直ぐに「私ランチ・・・」、「私も・・・」と速攻です。

エエッ「ランチってあったんだ・・・」、何なんだろうと気になります。
カウンター越しに見ていると、フライパンをもう一つ、隣のレンジにのせ卵を投入しました。
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私の「酢豚」にも野菜が投入され、そろそろ完成間直・・・

すると用意されていた3つのお皿に「酢豚」を分け出しました。
「エエッ・・俺の酢豚・・・」と一瞬叫びそうになりましたが、冷静に眺めていると、
どうやら「俺の酢豚」と思しき皿には多めに投入されたようで、一安心・・・

どうもこの「ランチ」は「酢豚」と「芙蓉蟹」のセットのようです。
安堵感と共に「ああ俺もあれにしたら良かったなぁ・・・」と心の中で呟いていました。

それでも久しぶりに食べる日本の「酢豚」の味は美味しくて、充分満足致しました。
さて、お腹も満たされ温かくなったので元気が戻ってきました。

いよいよ「寺田屋」です。
それは橋を渡ると直ぐ左手に見付かりました。
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なるほど宇治川からの運河沿いに建っていて、船宿であったことが充分伺うことができます。
ここで起こった二つの大きな事件で有名ですが、実際の建物は「鳥羽伏見の戦い」で消失したそうで、その後立て直されたものだそうです。

それでもあの司馬僚太郎さんの「竜馬が行く」を読んだ時のシーンが蘇ってくるようです。
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早速館内に入り二階へと上がりました。
部屋は六畳間が三部屋ほどでしょうか、小さく感じます。
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真ん中の部屋は竜馬が泊まっていた部屋で掛け軸や写真など竜馬縁の品々が展示されています。
中でも事件の折、実際竜馬が使用したピストルもオリジナルが展示されています。
これは中岡慎太郎から贈られたスミス&ウエッソンで、当時としては最新式の6連発銃でした。
竜馬が逃げたとされる裏階段や、その時お龍さんが入っていたとされるお風呂も再現されていて、充分に当時のことを彷彿させてくれます。
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それに、竜馬を知っている外国の人はまずいないので、ゆっくりと竜馬ファンのオジサンたちに囲まれて楽しむ事ができました。
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さて、いよいよ酒蔵巡りです。
先ずはちょっと戻って一番大きな「月桂冠」の酒蔵を目指しました。
疏水越しに見る醸造所は、立派な塀に囲まれた風格のある建物で味わいがあります。
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正面玄関の駐車場にはやはり、飲兵衛だろうと思しきオジサンが熱心に写真を撮っていました。
(まぁ私もその一人ですが・・・)
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中も昔ながらの趣がある建物で月桂冠の歴史博物館も興味深く観賞できました。
中庭も大きな樽が転がっていて古の時を感じさせてくれます。
ショップでは2種類の利き酒をさせてくれました。
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ほろ酔い気分で次の「黄桜」へ向かいました。

ここはもっと開放的なミュージアムで入場が自由です。
とくに「黄桜」といえば河童のキャラが有名で、ミュージアムも「カッパカントリー」と名づけられ、
日本各地に伝わる河童伝説を紹介していました。

カッパの手などのミイラは展示されていましたが、残念ながら小島功さんが描かれた様な色っぽいカッパはいませんでした。
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さて、竜馬通りと名付けられた古い町並みを進み、賑やかな商店街へと出てきました。
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もう一軒、お目当ての酒蔵がありました。
それはちょっと外れた所にあるので、
迷ったのですが商店街の角にあるお店で買った鯛焼きで一息ついてから探すことにしました。

この酒蔵は時々メールを下さる方から、もし京都へ行くなら是非お進めお店として教えてもらっていました。
商店街からは相当離れているので、もし教えてもらっていなかったら行く事はなかったでしょう。
「おきな屋」さんという橋の袂に建つ小さな酒蔵で、いそいそと中へ入りました。
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既に私と同年輩くらいの紳士が家族連れで来られていました。
何杯か試飲をされていて、私がモジモジしていると「どうぞ・どうぞ」と奥へ入れてくれました。
いや、酒飲みの人情なのでしょうか・・・
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私も一杯、生酒を試飲させてもらいました。
口元に寄せるとファ~となんとも爽やかな香りが・・・ 一口含むとまぁ何とも円やかな風味・・・ そして深みが残る後味の良さ・・・

その間、この紳士は「では、これ2本貰います!」といっています。
いやぁ、「私も一升瓶で2本 !」と言いたいのですが、如何せんスーツケースに放り込んでの長旅です。
渋々、小さなボトルを1本頼んだところ、外の樽から引かれたホースの付いた蛇口から直接空瓶に注いでくれました。
蓋もちゃんと栓をした後から銀紙のカバーを特殊な道具で熱を加えながら密封してくれました。
これなら漏れることもなく安心です。
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この後も元気だったら「油長」さんとか「伏見酒蔵小路」も回りたかったのですが、この日はもの凄く歩いたし、ちょっとほろ酔い気分になったので、これは次回の宿題としました。
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さあ、明日は清水さんあたりを散策してから大阪へ向かいます。



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by Atelier-Onuki | 2019-02-06 00:17 | 日本 | Trackback | Comments(0)

日本滞在 2 - 伏見稲荷 -

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翌日は、一度行ってみたかった伏見稲荷へと向かいました。
JR稲荷駅を降りると、直ぐ目の前に山門が建っていました。
ここも大勢の外国人で溢れています。
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稲荷山までは結構な道のりなので途中の千本鳥居あたりで引き返そうと登りはじめました。
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千本鳥居を過ぎもうちょっとだけと、“根上りの松“があるあたりへ来ると、
本道とは別に脇道が一本・・・
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そこの看板には「稲荷大神」方面とあり(静かな竹林)と書かれています。

脇道も竹林も好きな私は引き返すのも忘れ、キツネに騙されたように誘いに乗ってしまいました。

静かな祠を抜けるといよいよ竹林が始まります。
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そのスケールや素晴らしさは嵯峨野と遜色がないほどですが、
ここは余り人通りがなく静かに散策が楽しめます。
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遠くの山々も見えますがこの辺は竹林が多いのか、その柔らかくて清々しい色合いの竹林が連なっています。

やっと竹林を抜けると杉林へと続きますが、
ニュースでも報じられていた突風でしょうか、たくさんの木々が倒れています。
幹の途中で折れたものや、根っこごと倒されている木々もあって、とても痛々しい光景です。
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暫し感慨に耽りながら木々が生い茂った山道を暫く進むと「八嶋の龍」という所に出ました。
ここは所狭しと鳥居が付いた小さな祠が密集していて不思議な光景を放っています。
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さすが稲荷だけに、全てに「キツネ」が祭られていて、
ビッシリと詰まって並んでいる様子はシュールそのもので、やや不気味ながらも、そ
の雰囲気を味わっていました。
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道は未々続きますが、また「青木が瀧」という似たような感じの社に遭遇・・・
もう何だかキツネに抓まれたような気分になってきました。

ドンドンと進み「七面瀧」辺りまで来ると、道は少し開け3・4軒の民家が斜面に面してポツポツと建っています。
この辺も突風が吹いたのでしょう、木々は無残に倒れています。
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一番上の民家を抜けると、ここからはブロックの蹴上げに土を盛っただけの階段がジグザグと続いていますが、一段のステップが高くハードな行程となります。

殆ど山道といって良いほどで、何度休みながら登ったことでしょう。
途中、欧米系の家族が抜いて行きましたが、お父さんは「ハード・ハード」と苦笑いしながら登っていきました。
中学生くらいの息子ですら「ハァハァ」と息を切らせながら、真っ青な顔つきで続いていきました。

それでもやっと頂上近くの鳥居が見えたので、後ろを振り返り暫く休んでいました。
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稲荷山頂上と思われる一の峰にも密集した祠が建っていて「末広大神」と書かれています。
その一番上にもお稲荷さんの碑が建っていて、若い宮司たちがしめ縄を取り付けている最中でした。
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帰りは本道を通って下りましたが、結構長い道程にも関わらず楽に下っていきました。
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八島の池には立派な休憩所があったので一休み・・・
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お昼も過ぎようとしていましたが、次の目的地、中書島へと急ぎました。


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by Atelier-Onuki | 2019-02-05 19:33 | 日本 | Trackback | Comments(0)

日本滞在 1 芦原温泉から京都へ

昨年12月中旬からお正月まで日本に滞在し、
1週間後にはスキーに出かけようやく先日戻って来ました。

当初は体力が持つか心配をしていたのですが、何とかこなす事ができました。


- 芦原温泉から -

日本では娘の婚約と入籍を機に、お相手のご両親に挨拶をするため福井の芦原温泉へと向かいました。
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宿泊先のホテルで会食をしたのですが、お父さんが気を遣って地元の銘酒を持参してきてくれました。
“梵”という銘柄でその中でも一番良い飛び切りの超吟醸だそうで、ご本人も始めて飲まれたそうです。
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会話もお酒も弾み、楽しい一夜を過ごしました。

唯、翌朝はちょっとした緊張も解れたせいか、案の定二日酔い・・・
それに風邪もひいてしまったようでフラフラです。

市役所で入籍の手続きも付いていきましたが、途中からは車の中で休んでいました。

その後、観光地として有名な東尋坊へもつれて行ってもらいましたが、
崖っぷちに立ってもフラフラしていて突端の方までは行けませんでした。
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昼食は海鮮の店が建ち並ぶ一軒に入り、皆は牡蠣だとかエビだとかの炭焼きを頼んでいますが、
私は一向に回復には向かわず、結局はまた車に戻って休んでいました。
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娘はそのまま芦原に残り、家内と帰路に付きましたが私は単身京都で途中下車、
家内はそのまま大阪へと帰りました。

各々の好みでバラバラに動く、何とも我が家らしい光景となりました。


- 京都にて -

京都へは昨年久しぶりに行ったのですが、
さすが奥が深くもうちょっと探索してみたかったので今回も寄ってみる積もりでした。

着いた夜は居酒屋で一杯やりたかったのですが、まだ二日酔い状態・・・
蕎麦でも食べて早く寝ようとしましたが、9時をまわっていたので蕎麦屋は殆ど閉まっています。

歩いていると“一風堂”に遭遇しました。
噂には聞いたことがあるのでラーメンで代用する事に・・・
ラーメン自体も美味しかったのですが、博多ひとくち餃子の美味しかったこと・・・
特に豆板醤はゆず風味でとても美味しく頂きました。


- 上賀茂神社と下賀茂神社そして祇園へ -

さあ、明けて寺社仏閣巡りです。
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この日は上賀茂神社からスタートし下賀茂神社を巡りました。
特に下賀茂神社では尾形光琳が描いた「白梅紅梅図」で描かれた梅かもしれないという梅ノ木があって、
フ~ムフ~ムとアチラから此方からと感慨深く眺めていました。
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それにしても、神社の境内を流れている川の水が透明で綺麗なこと・・・
源流に近いのでしょうか・・・そういえば鴨川も綺麗な水が流れていますね・・・
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それに下賀茂神社の正面鳥居の前方に古代の神社が発掘されたそうで、
ちょっと散策路が設けらていますが、ここが原生林の湿地帯のよう・・・
歩いている人もいなくて、とても静かな散策を楽しめました。
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夕方には祇園へと出向きその風情ある家並みを楽しんでいましたが、
如何せん外国からの観光客の多さに圧倒されていました。
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それでも脇道はそれほど人も居なくて、その風情を味わえました。
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花見小路を抜け“建仁寺”の境内へと入りました。
ここまで来ると少しは人の数が減ってきます。
何の予備知識も無かったのですが、どうも俵屋宗達の「風神雷神」があるようです。
迷わず参拝することにしました。
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それは大書院のお庭越しに見えてきます。
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近くへよってフムフムと眺めていましたが、その一筆で描かれたような筆致は勢い良く描かれもの凄い筆さばきです。
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それにしてもこのテーマと言い構図と言い、いやぁ~何ともシュールで
この俵屋宗達って人は何ともユニークな人物だったのだろうかと感心しきりでした。

(後から知った処に寄ると、ここにあるのは複製画でオリジナルは博物館にあるそうです。
 残念・・・今度は博物館へも行かなきゃ・・・)

さあ明日は伏見へ向かいます。



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by Atelier-Onuki | 2019-02-01 01:17 | 日本 | Trackback | Comments(0)

日本滞在 8. (最終日は柴又へ)

長かった日本滞在も、いよいよ最終日を迎えましたが、
気持ちは何となく柴又へと向かいました。

それほど熱心なファンではないのですが、あの「寅さん」の舞台を見てみたいなぁと思っていました。

そこそこ長い道のりでしたが電車を乗り継いで「柴又駅」に到着しました。
そうそう向かいの上りホームは見送りのシーンで何度も登場し見たことのある光景です。

駅前には「寅さん」と、それを見送る「サクラ」の銅像が建っています。
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何人もの人たちが記念撮影をしているので、隙間から「ヘェ~これがそうか・・・」と
訳の分からない事を思いながら眺めていました。

ボランティアの方でしょうか、年配の紳士が色々と説明をされていますが、
皆さん熱心に聞いておられて、今なお「寅さん」は人気があるのだなぁと思わされました。

駅前を後にし、「帝釈天参道」へと向かいました。
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まぁ映画の中でもお馴染みの商店街が現れました。
どのお店も味わいがあり昭和の香りが残っていて、ゆっくりと眺めながら帝釈天へと歩を進めました。
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途中、「とらや」と掲げられた看板の店も覗いてみましたが、こちらはお食事処で、
モデルになったお店はどうも数軒手前にある別のお菓子屋さんのようです。
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帝釈天も立派なお寺で、特に本堂の前に生えている「松」は立派で枝が左右に大きく広がって見ものでした。
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何処からとなく読経の声が聞こえてきて、「フム、フム中々味わいがあるなぁ~」と思っていましたが、
それはテープで流されていました。

その読経に混じって今度は「寅さん」のテーマ音楽が被ってきて、
この音響の交じり合いはちょっとシュールで笑ってしまいました。
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帝釈天を後にし、「寅さん記念館」を目がけお寺の裏へと進んでいきました。

裏手には「山本亭」と云う立派なお屋敷があって、見学もできるのですが、「寅さん記念館」へ通り抜けられるようです。
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山本亭を後にして江戸川堤の脇を記念館目指して階段をよじ登りましたが、そこそこキツイ階段でした。

入るかどうか一瞬迷ったのですが、まぁもう一度ここへ来る機会はないでしょうし見学することにしました。

入ると直ぐに昭和初期の街並みを再現したジオラマが現れます。
多分、ここの商店街だと思いますが、中々ノストラジックです。
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次に部屋は、紙芝居宜しくボタンを押すと窓の向こうに明かりが付き、寅さんの生い立ちを順番に人形劇で表現しています。

この辺のことは映画では紹介されていない部分ですが、「寅さん」の子供時代を通じて昭和の歴史を追っているようで、興味深いものでした。

途中、小さくて可愛い車両が展示されていて、何だろうかと説明を読んだ処、
これは現在の京成金町線にあたるのでしょうか、昭和初期にあった人力の車両でした。
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中は狭く精々6人で一杯かと思ったのですが、10人も押し込んだそうです。
多分、帝釈天のお参りのために敷かれたと思うのですが、
向かいにはそのジオラマ模型が展示されていて、ちゃんと人が押して動かしていました。

それにしても、昔を偲ばせる模型が、ちょっと気に入って暫く眺めていました。
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さて、「寅さん記念館」を後にし、江戸川の土手へと出ました。
ここもよく映画に出てきたシーンです。
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遠くに「渡し」らしき船着場を見つけました。
あれは多分「矢切の渡し」なのでしょう。
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ちょっと遠かったのですが、せっかくなので行ってみることにしました。

この日は寒かったのですが、良いお天気なのでパラパラと川原で寛いでいる人たちもいます。

冬場は運行をしていないそうで、まぁ寂しげな船着場ですが、返って味わいがあったかも知れません。
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まぁ歌でしか知りませんし、といって歌もそれほど詳しくはありませんが、
この寂しさには何だか訴えてくるような雰囲気が漂っていて、すっかり気に入ってしまいました。
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何だか私自身も寂しくなったような感傷に陥りかけましたが、
いやいや気を引き締めて、明日は遠路帰らなくてはなりません。

日本では3週間と今までで一番長い滞在でしたが、その間お世話になった方々、
そして一緒に飲んで頂いた方々には、この場を借りて改めて御礼申し上げます。

今回は体調も何とか持ってくれて、凄く楽しい毎日でした。
もう直ぐにでも又行きたいなぁと、数々の飲み屋のシーンが走馬灯のようにグルグルと回っています。


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by Atelier-Onuki | 2018-02-06 01:18 | 日本 | Trackback | Comments(0)

日本滞在 7. (いよいよ東京へ)

関西方面での予定はすべて終了し、いよいよ東京へと向かいました。

もう,この夜から早速に「飲み会」が入っていて、
これから連日に渡り嬉しい「飲み会」の日々が待ち受けていますが、
体力が持つか一抹の不安があったのも事実です。

ホテルに到着し一休みを取ってから指定された場所へと向かいました。

東京駅、丸の内側のOAZOと言う新しいビルにあるイタリアンだそうですが、
それにしても東京は大都会・・・
モダンでお洒落なビル群には、いやが上にも自分が田舎者だなぁと痛感させられ、
ウロキョロしながら歩いていました。
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最初に遭遇したエスカレータに乗り込み上に登ると「丸善」の入り口が現れました。
そうそう「丸善が入っているビルだ!」と聞いていましたので迷わず入りましたが、
通り抜けられそうな所が見付かりません。

何階か移動してみましたがここは袋小路のようになっていて出る事が出来ず、
山済みに展示されている改訂したての「広辞苑」を恨めしく睨みながら振り出しへと戻りました。

もう一度1階にある案内板で確認すると、何と別のブロックからしか行けません。
気を取り直して向かいました。

やっと辿り着くと、もう半数以上が集まっていました。
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この日はムサビの卒業生たちとの飲み会でしたが、私が助手として勤務していた時に、
2度も担当したクラスなので特に親しく付き合っています。

もう皆さん60を過ぎているのですが、さすが美大だけあって若々しく元気です。
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とくに元気なMちゃんは殆ど喋りっぱなしで場を盛り上げてくれます。
そこにもう一人元気なNちゃんが加わると、もう賑やかさはマックスに達しています。

当日は私以外、男性が一人だけと言う、殆ど女子会の様相でしたが、
話しは弾むし、もう笑いが絶えずあっと言う間に時間が過ぎていきました。

二次会でも大いに笑い、時間が過ぎるのが憎いほどでした。

さて、一夜が明け昼間は六本木周辺の新しいビル群を散策し夕方を迎えました。

今夜は三軒茶屋の飲み屋で集合です。
この日も女子会に乱入の様相・・・数年まえに一緒に仕事をした飲兵衛の三姉妹との飲み会でした。

さすが選んでくれた店は渋い雰囲気の居酒屋さんでいかにも飲兵衛の心を揺さぶるような魅力を醸しだしています。

生憎の雨の中、飲み屋街をうろうろと迷っていましたが、
どの店も味わいがあって何処に入っても良いような感じでした。
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ようやくお目当ての店に辿り着きましたが、店先からすでに期待できるオーラを放っています。
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まずは、とりビーで乾杯したあと、凄い種類を揃えていて、この店の売りでもある日本酒へと移行しました。
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日本酒は一升瓶で4人分、別々の種類が運ばれて来ました。
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女将さんと思しき女性が「これは何処そこの、
何と云うお酒で、味はコレコレシカジカ・・・」と江戸っ子弁の早口で説明してくれます。

おお、この間までの緩い雰囲気の大阪とは違って、
今はお江戸に来ている事をいやが上にも思い知らされた瞬間でした。

お酒は4人とも違う種類なので、其々が回し飲みをして味比べ・・・
いやぁみんな“酒飲み”です。

あれこれと酒談義をしながら4・5ラウンドしたでしょうか?
かれこれ20種類位のお酒を試飲した格好になりますが、
どれも美味しくてドレが何だか分からなくなっていました。

美味しい魚に美味しいお酒・・・話題も楽しく、この夜も大いに笑いました。

そして、最後の飲み会は昔、Telecomと言う大きなイベントがあった折に
一緒に仕事をした人たちと一献ということでした。

このイベントは何年にも渡って4年毎に開催されたのですが、
集まってくれた人たちは初期から開拓された大先輩から一番最近に・・・
と云っても20年ほど前までの多紀に渡っての集まりでした。

場所は芝浦にある中華だそうですが、何でもとても高級店だそうです。

そんなお店には入った事がないので、不安と期待とが入り混じって向かいました。
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通された部屋は大きく、装飾も立派で店員さんの立ち居振る舞いも上品です。
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まぁ参加してくれている人の中には上品な方もいらっしゃるので今日はちょっとオスマシをとりあえず決め込みました。

お料理も上品な盛り付けでお味も美味しい・・・
(珉珉とはえらい違う雰囲気・・・でも珉珉も良いなぁ~)

お酒はビールからワインへ移行・・・
この辺あたりから酔いも回って来たせいか肩の力が抜ける共に地が出てきて、お話も盛り上がって行きました。

結局は又何の反省も生かされないまま、大いに飲んで大いに笑いました。

まぁこんな敷居の高い高級店へは紹介されない限り、来られないのでとても良い経験をさせてもらいました。

さぁ明日はいよいよ最終日です ・・・


PS: 今回の写真は全てインターネット上で拾ってきた物です。 悪しからず!

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by Atelier-Onuki | 2018-02-03 01:00 | 日本 | Trackback | Comments(0)

日本滞在 6. (再び大阪へ、そして甲子園口)

京都から大阪へと戻り、この日は甲子園口にあるギャラリーで講演会が予定されています。
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機材のチェックは数日前に済ませていたのですが、出演者の方たちを交えたリハーサルをしたかったので朝から向かいました。

展覧会はもう数日前から展示されているので、初めに一通り見てまわりました。
今回はオペラの話しをするので、なるべく音楽と関わりのある絵を出品しました。
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さて、リハーサルは演奏をしてくれる彼女たちもバリバリのプロなので、
何の問題もなく和気藹々と終了しました。

講演会場はこの2階にあるホールで行いますが、開始時間が迫るにつれ大勢の方々が参加して下さり溢れそうな状態になりました。

東京からも遠路知り合いの2人が駆けつけてくれました。
結局は46・7名~この会場ではマックスに入ったのではないでしょうか。

講演は「オペラへの誘い」と題したもので、
開始5分前からモンテヴェルディの「オルフェオ」の序曲を流し、いよいよ始まるぞと言う雰囲気を盛り上げました。

これはオペラ史上、第3作目の作品で上演可能な最古のオペラですが、
この天才がえらい力を込めて作曲された名曲です。

それは太鼓のリズムに乗って弦楽や金管楽器群がワクワクとするような華やかな音楽で、
これから行われる出し物への期待が自然と膨らんで行きます。
これは単にこのオペラの序曲というよりも、オペラの夜明けを歌い上げているような印象すら感じます。

処でこの太鼓が打ち鳴らす連続音は、お祭りなんかでもそうですが、
一定のリズムをズ~と聞かされると生理的に緊張感が高まり自然と気持ちが盛り上がって行く効果があります。

例えばベートーヴェンもこんな心理効果を良く知っていて、
5番の交響曲の3楽章から4楽章への移行は切れ目なしに、ティンパニーの連続音を叩かせ、
弦群が緊迫した響きで緊張させこれ以上引っ張れない所に差し掛かった所で、
トロンボーンの開放音が高らかに響き4楽章へと入るのですが、
この開放感に人々は心理的にも感動を覚えることになります。

寄り道が長すぎました・・・

さて、お話はどうしてこのようなオペラなるものが誕生したのかから始まり、その後どう発展していったのか、
エポックになった作曲家の作品から数曲、実際にアリアを歌ってもらいながら進みました。

それにしても、それほど大きくないこの会場では実力派の歌手の声は良く響きます。
ピアノ伴奏も手馴れたキビキビとした表現で、彼女達の演奏にしばしウットリとして聴き入っていました。

後半は熱気で蒸せるほどでしたが、予定通りの時間に無事終了しました。

この後は立食パーティとなり賑やかな雰囲気の中、会話が弾んでいました。
入れ替わり立ち代り、色んな人が話しかけに来てくれましたが、皆さん初めての方ばかりで、
実はとても「人見知り」の私にはグッタリと疲れる一時でした。

パーティも何とか終了し、一緒に来てくれていた娘と大阪へと引き返しました。

やれやれ、開放された気分で北新地の「立ち飲みや街」を歩きました。
もう気分は先ほどまでの緊張感とは打って変わって「飲み屋」、「飲み屋」とウキウキ・・・

適当な店に潜り込み「生中2丁!」と急に元気を取り戻していました。
所狭しと吊られたお品書きの短冊をワクワクしながら「どれにしようかなぁ~」と迷っていました。

「すみません 寒ぶり と 生だこ!」・・・「すんません どっちも出てしまいましてん!」
ありゃありゃイキナリ・・・気を取り戻して無難に「お造り盛り合わせ」・・・
「エイひれ」に「モツ煮込み」・・・ ビールもお代わり・・・
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散々飲んだのですが、お勘定も優しいお値段・・・
ここは我々庶民の強よ~い味方でした。


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by Atelier-Onuki | 2018-02-02 01:29 | 日本 | Trackback | Comments(0)

日本滞在 5. (京都にて – 銀閣寺から南禅寺へ)

あくる日は何処に行こうかと迷っていたのですが、四条大通りを頻繁に走っているバスを待っていると、
最初に「銀閣寺」行きがやってきました・・・ これで今日の目的地は自動的に決まりです。

銀閣に着き参道にあるお店をチラチラ見て楽しみながら近づいて行きました。

偶々ラッキーだったのか、訪れている人も少なく静かにまわることができました。
池の周りをゆっくりと歩き、渋いながらも趣のある銀閣を眺めていました。
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それにしても2階の窓など鐘の形が施されていたり、あの無骨な室町時代にしては細部まで凝った装飾がなされているようです。
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枯山水の庭は山の方へと連なっています。
石の階段を登って行くと、玉砂利に描かれた幾何学模様が綺麗に見えます。
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銀閣越しに京都の町々も遠く望めます。
近くに居た誰かが「あの辺に金閣寺」が見えるんですよ!」といっていたので、
何度も凝視をしたのですが、見つけることができませんでした。

山を下り、もう一周銀閣を眺めて、ここを後にしました。

寒い日でしたが、お天気は良かったので思い切って「哲学の小道」に沿って南禅寺まで歩く事にしました。

小川沿いの小道は綺麗に整備されていますし、周りの家々も雰囲気のある日本家屋で心地よく散歩を楽しんでいました。
それにしても延々と桜並木が続いていて、そのシーズンはさぞかし綺麗なのだろうなと想像していました。
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途中、いかにも「日本の風景」と云うような神社が現れました。

近づいて説明板を読んでみると、ここは若王子神社といって、この裏山には新島譲を初めとする同志社に縁の人たちの墓地があるそうです。
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お墓好きの私ですが、山道を墓地まで20分と書いてあったので、ここは先のことを考えると残念するしかありませんでした。

長かった散歩もやっと南禅寺の門が見えてきました。
途中の「奥丹」という湯豆腐発祥の店先をチラ見しながら寺社ないに入って行きました。
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唯、ここへ来たのは南禅寺が目的ではなく、その奥にある水道橋いわゆる「水路閣」が見たかったからです。
それはレンガ造りの古いアーチ状の水道橋で、昔、京都美術館へ来た帰りによく歩いた懐かしい所だったからです。

それにしてもお寺の敷地内にド~ンと横切っているレンガ造りで洋風の橋はシュールでちょっとした異空間を演出しています。
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水道橋を潜り裏のほうから上に登ることができました。
今なお綺麗な水はとうとうと勢いよく流れています。

暫く感傷に浸りながら橋の上に止まっていた青サギを眺めていました。
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昔は下流に向かって橋の上を歩けたのですが、なんでも一部ひび割れが見付かったそうで、現在は通行止めです。

仕方なく上流の方へと歩きましたが、この方向へ行くのは初めてです。

暫く歩くと貯水場が現れここで行き止まり、この先が通り抜けられるのか不安だったのですが、
地元の人らしきオジサンがガツガツと歩いて行くので、後を付いて行きました。

細いレンガ造りの建物の脇を広場の方へと進みました。
どうもここは発電所のようですが、今も使っているのかしら・・・
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対岸の丘にもレンガ造りの建物が点在しています。
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広場を下ると突如として長い斜面が現れました。
それにしても長く、えらい幅の広いレールも敷かれています。
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これはいったい何なのか訝りながらダラダラと下って行きました。

途中にはレール上に船が乗っていますが、「エッなんで船?」と益々訝しくなってきました。
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斜面を下り切り、橋を渡るとそこには「疏水記念館」が建っていました。
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これは気になるし入場も無料とあるので迷わず入りました。
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窓口の奥には係りのオジサンが暇そうに一人いるだけで、訪問者も私一人です。

説明をじっくり読んでみると、これは何と明治23年に完成した疏水だそうで、
琵琶湖から延々と水を引いて来たそうです。

この理由の一つは御所を火災から守るための貯水池が必要だったのと、
もう一つは琵琶湖方面からの人や物流を山を越えずに迅速に交流したかったようです。

この発想は秀吉の時代からあったそうで、明治になってようやく念願がかなったようです。
これは京都府の長年の夢を叶える為の肝いり事業だったそうですが、
設計を担当したのは、何と卒業論文でこの計画を発表した「田辺朔朗」と云う人で何と29歳という若さでした。

1年後には日本発のこの水力発電所を完成させ、
この電力のお陰で停滞しかけていた京都の経済に活力を蘇らせ、今日もその恩恵に預かっているそうです。

それにしても偉い方で「ヘェ~、ホ~ッ!」と感嘆しながら見学していました。

奥の部屋にあるジオラマ模型も圧巻で、何本かある疏水の位置や水の流れを上手く表現していました。

当時使われた測量計や水深計なども展示していますが、これらはドイツ製で何だか嬉しくなりました。

大いに感心をしたのでグッタリと疲れたまま、大阪へと向かいました。

さあ、明日は講演会の第2弾が控えているので、「今日は余り飲まないぞ!」と思いつつ ・・・ 「串の坊」へと直行しました。


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by Atelier-Onuki | 2018-01-31 00:37 | 日本 | Trackback | Comments(0)

日本滞在 4. (京都にて - 四条から嵐山)

一夜が明け、今度は電車を乗り継ぎ京都へと向かいました。

京都も久しぶりで、かれこれ30年ほど行っていませんでした。

四条烏丸を拠点に錦市場や先斗町を徘徊して楽しんでいました。
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大阪では黒門市場も訪れたのですが、雰囲気はこちらの錦市場の方が数段魅力的に感じました。

大勢の外国人に揉まれながら歩くのは同じなのですが、お店は京都らしい品々を売っていて楽しいものです。

途中にあった老舗らしき蕎麦屋で、これまた久しぶりに美味しい「ニシン蕎麦」を頂きました。
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夜はホテルの人に教えてもらった近くの居酒屋へ、・・・ 大勢の人で賑わっていましたが、壁際の席に潜り込みました。

「寒ぶり」や「生だこ」に「タラの白子」・・・それに地元の名も知らぬお酒の美味しいこと・・・
もう上機嫌で飲んでいました。

ちょっと二日酔いながら、次の日は嵐電に揺られて嵐山へと向かいました。

途中「車折神社」も通ります。
ここへは「芸能」の神様という事で受験を控えていた頃にお参りに来た事がありました。
それは私が受験をしたのは当時「芸能デザイン科」と言う学科だったからです。

嵐山に着き、先ずは渡月橋を目指しましたが、人力車の客引きの人が何人も居て、ちょっと面倒になるほど勧誘にやってきます。
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途中で引き返し、ささっと天竜寺を目指しました。
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蓮池から始まる寺社内は大きな敷地でさすがと云った所、・・・ 
途中には立派な門構のお寺が幾つも隣接していますが、
どこも綺麗なお庭で一軒一軒覗き込んで楽しんでいました。
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さて、今度は有名な嵯峨野の竹林に向かって歩きました。

歩いていると噂の「うなぎ屋」さんに通り掛かりました。

ここは京都で学生時代を過ごした娘から聞いていた「うなぎ屋」さんで、
まだ11時にもなっていないのに、もう14・5人の人が並んでいます。

後ろ髪を引かれながらも、「後から後から」と自分に言い聞かして、とりあえずは竹林を目指しました。

ここも大勢の外国人で賑わい、ちょっと風情は削がれますが、
どうして想像以上の美しさ・・・なるべく竹林だけを見ながら進みました。
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竹の緑は清々しい色で、時折注がれる木漏れ日越しを楽しんでいました。
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竹林のアップダウンを抜け、ドンドンと歩を進め「常寂光寺」までやってきました。
流石にここまでは外国の人たちはやって来ません。
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ちょっと高台に建つこのお寺は静かでゆったりと楽しむ事ができました。
苔むした坂道を登り、五重塔が建つあたりからは京都の町が一望でき心地よい時間を過ごしました。
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帰り道、閑静な住宅街を歩いていると田んぼの向こうに藁葺きで趣のある家を見つけました。
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近づいて、看板を見るとそこには「落柿舎」と書かれています。
「フ~ム、何時ぞや学校で習ったことがあったかも・・・」と、良く良く読んでみると、
そこは松尾芭蕉の弟子の向井去来と言う人の別邸だったそうで、
芭蕉もここへは3度も訪れ、ここで「嵯峨日記」を著したそうです。
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さあ、お昼・・・いよいよ、あの噂の「うなぎ」・・・

店へと引き返すと、ありゃありゃ20人ほどの人が並んでいます。
お店の人が出てきて、「この最後尾辺りだと1時間半ほどお待たせすることになりますけど・・・」と申し訳なさそうです。

せっかくなので覚悟を決めて並ぶ事にしました。

それにしても並んでいる80%ほどの人は、大陸から来られた人たちです。
どうも最近あの国でも日本の「うな重」は有名で人気があるそうです。
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それにしても寒い中、待つは待つは・・・
ようやく陽の当る所まで進んできたあたりで、
やっと店内へと案内されましたが、ここでも暫く床机に座り待っていました。
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ついに席へと案内され、早々に注文「うな重定食のセット」を頼みました。

先ず出てきたのは「鯉のアライ」と「鰻ざく」、それに「肝焼き」、
これらの面々を見たら堪らず「生ビールお願い!」

良く冷えたビールはグィッと喉にシミ込み「ウィッ~ 美味い!!」
思わず二杯目を頼んでいました。

最後に出てきた「うな重」に「肝吸い」、まあ何てふっくらとした絶妙な美味さ・・・
「ああ、並んで良かったなぁ~」とつくづく思わされました。

この日は大いに歩いたのでグッタリです。

また、ホテルの近く、今度は京町屋風の居酒屋で一杯・・・

この夜は魚ではなく京野菜やおばんざいを楽しんでから床につきました。


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by Atelier-Onuki | 2018-01-30 00:50 | 日本 | Trackback | Comments(0)

日本滞在 3. (大阪から伊勢へ)

ムサビ展での講演会が終った次の日は、私の日本滞在中にと得意先が提案して、
あるイベントの打ち上げを企画してくれました。

それは昨年ザルツブルク近郊のGollingと言う町で開催された10周年イベントでしたが、
皆さん其々に良い思い出だったようで、ほんのちょっと前の出来事にも関わらず楽しく思い出を語っておられました。

それにしてもこんな企画を催して頂いて、とても嬉しく楽しませて頂きました。

さて、次の講演会まで一休みなので、伊勢と京都を回りました。
伊勢には特に思い入れはなかったのですが、何となく向かいました。
ここは小学校の卒業旅行で行った以来です。

上六から近鉄特急に乗り込みましたが、これは列車も綺麗だし快適な旅を楽しみました。
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まずは伊勢神宮の内宮へと向かいましたが、改めて行ってみると壮大な敷地で、
周りには木々が鬱蒼と茂った参道をジャリジャリと進みました。
いわゆる天照大神を祭っている内宮までは結構な距離を歩きます。
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私は神道ではありませんが、この荘厳な佇まいを歩き、やはり日本人として心の故郷のような尊厳さを感じました。
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参拝後は、まるで映画のセットのような「おかげ横丁」も楽しめました。

大勢の人で賑わっていますが、人さえ見なければちょっと江戸時代に
タイムスリップしたような錯覚に陥ることが出来て面白かったです。
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先ほどの内宮でたくさん奉納されていた、「白鷹」の造り酒屋を発見、滑り込んで試飲をすることに。・・・
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後から隣に来たオジサンがなんだか美味しそうな串をもっています。

「それ、何処で買ったのですか?」・・・「ここを出て3軒くらい右の店で・・・」

ありましたありました、牡蠣やら魚のフライを売っています。

串葦の牡蠣フライを購入し、再び「白鷹」へ・・・昼間っつから上機嫌です。
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松坂牛の串刺しや干物の店とハシゴをして大いに楽しんでいました。
ほろ酔い気分で最後は当然のように「赤福」で仕上げました。
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この日は鳥羽まで移動し、伊勢湾の入り口付近の太平洋の眺めを楽しみました。
流石、海の色も明るく穏やかな感じです。
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旅館の人が言うには、ここは冬でも暖かく夏はクーラーが要らないほど爽やかで住み易いそうです。
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あくる朝、あのサミットで有名になった「賢島」へも足を延ばしました。

サミット会場に選ばれたほどですから、さぞかし素晴らしい所だろうな、と期待しながら向かいましたが・・・

祭りの後は何とやら・・・ウ~ム・・・ちょっと寂れ感は否めません。

それでも会場になったホテルの近くからの眺めは島が複雑に点在していて、人気もなくちょっと不思議な光景でした。(結局は写真も港の一枚しか撮っていませんでした。)
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さあ、気を取り直して・・・京都へと向かうことにしました。





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by Atelier-Onuki | 2018-01-28 20:22 | 日本 | Trackback | Comments(0)