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「いよいよ年金生活か?・・・」

先月一杯でとうとう会社員としてはオフィシャルには無事定年を迎えることになりました。

唯、今後もフリーランサーと云う立場で仕事は続けて行くのですが、
8月から年金も支給されるはずなので、その申請に行ってきました。
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当初は申請するには難しい問題がたくさんあるのか見当もつかず複雑な心境のまま覚悟して年金局へ出かけました。

受付で訪問の主旨を述べ、二階にある待合室へ送られました。
ほんの5・6分でしょうか担当の女性に呼び出され、彼女の部屋へと招かれました。

年金番号とパスポートを提示し、すぐさまPC上にデータが出てきたようです。

次から次へと質問をされましたが、まあまあ予測通りの質問で着々と申請は続けられました。
それにしても最近のお役所はドイツでも親切な対応をしてくれます。

まあその間10分くらいでしょうか瞬く間に「ハイ、これで終わりよ!」と・・・
まるで狐に摘まれたようにあっけなく終了してしまいした。

それは日本での申請よりも簡単で拍子抜けしたほどです。

ハハッ・・・そう云えば10年ほど前にベルリンにある年金局の本部から、何やかや質問をされた事を思い出しました。

それは日本での就業証明や在学証明、それも高校まで遡ったもので全て英語の証明書を作ってもらって送ったことがありました。

ドイツ人はノンビリしているのでイザと云うときに直ぐには書類を作ったりの行動が遅いのでしょう、
その辺を読んだ行政の一環だと思いますが「これは良くできた制度だなぁ」と感心をしました。

それでも2・3の書類が不足していて後日送ることになりました。

ひとつめは健康保険、実は20年ほど前に保険会社を変更していたのですが、以前に加入していた保険会社の加入証明が必要でした。

市内にある保険会社へと向かい、「コレコレ。シカジカ・・・」と説明・・・
これも10分ほどでしょうか担当の女性が現れ、証明書を示しながら説明をしてくれ親切な対応です。
ここもアッという間の手続きでした。

もう一つ欠けていたのは「子供の出生証明書」でした。
これを提出すると扶養家族なので年金が少々増えるそうです。

“Standesamt“「戸籍局」で書類をだしてくれるとの事で出かけました。
ドイツの役所は局や課によって全然違う所にあるので、あちこちと回るのが大変です。
何処だったかと思い巡らした処、ハハッこれも24・5年前に行った事がありました。

それは会社の同僚が結婚をした時の事です。
一般的な教会での結婚式は挙げず、戸籍局へ皆で出かけ結婚証明を提出するのに立ち会った事がありました。

その後、やはり市が所有する農家の大部屋を借りて、手作りの披露宴をした事を思い出しました。

これはこれで中々温かみのある結婚式で、こりゃ良い方法だなと感心していました。
(まぁこのカップルは十数年まえに別れてしまいましたが・・・)

さて、ホーフガルテンを抜け“Standesamt”を目指しました。
公園に面した古い建物は中々の良い雰囲気です。
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無防備なほど自由に出入りできる入り口から入りましたが受付が何処なのか良く分かりません。
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階段を登りやっと開けっ放しの部屋を覗いて訪ねた処「そりゃ地上階のガラス戸を入った所よっ。」と教えてくれました。
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「えっ~そんなガラス戸なんかあったかなぁ~」と渋々降りて行きました。
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やはりガラス戸などはなく、重厚な木の扉が如何にも“関係者以外お断り”的にあるだけです。

恐々この扉を開けると、何とその向こうはガラス戸で受付らしい所も見付かりました。

ここでも「コレコレ・シカジカ・・・」、もう夕方だったので「未だ出せるかどうか訊いて来ますわ・・・」と、
暫くしてコッチへどうぞと向かいの厳重に閉じられた部屋へと案内されました。

もうブラインドは閉じられていましたが、中から担当のオジサンが現れて対応してくれました。

カウンター越しに覗いてみると、ごついハンドルが付いた大きな移動式金庫のような書類棚を動かしています。

それでも、ものの5分位でファイルを見つけたようです。
中から書類を取り出してコピー機の上にドンと置きコピーをとってくれました。

こんな所でも未だ紙と云うローテクで保存されているなんて嬉しくなってきます。
それに流石、整理整頓が得意なドイツ人だけあって瞬く間に見つけてくれました。

指示をされるがまま、それを又向かいの受付まで持って行きました。

今度は壁に据付られた金庫のようは扉に入れられました。
暫くして戻ってきた証明書にはドンと判子が押されサインが添えられていました。

これらの証明書を提出しヤレヤレ年金の申請は終了、その内数ヶ月後には年金の支給が始まる事でしょう。

これで暫くはノンビリと行きたい処ですが、ありがたい事に今日も仕事の依頼が2本も入って気持ちを引き締めている処です。




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by Atelier-Onuki | 2015-08-22 22:50 | デュッセルドルフ | Trackback | Comments(0)

「誕生パーティ」に招かれて・・・

この週末はボン郊外に住んでいる会社の同僚の50歳を記念した誕生バーティに招待されました。

ボン郊外といっても、随分南に位置するMehlemと云う片田舎で、ここまで来ると丘陵が広がる景勝地です。
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ライン川を挟んだ対岸には“Siebendräche“「七つの龍」と云われる小高い山々が連なっているのが見渡せます。
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この辺は伝説も多く、あのワグナーの「ジークフリート」で登場する大蛇“ファーフナー”
が潜んでいたと云われる洞窟も存在します。

その内の一つ山の中腹が大きく削られて、茶色の岩肌をむき出しになっている山があります。
それはケルンの大聖堂を建設していた時に切り出された石切り場の跡だそうです。

さて、ここへは5年ほど前にも伺ったことがありました。
それはこの周辺をスケッチする目的でした。

丁度この家の建築中で何とか家本体の工事が終ろうとしていた頃でした。
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庭などはこれからと言う段階でしたが、見違えるほど素晴らしい庭に様変わりしていて驚きと共に感嘆していました。
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ちょっと和風の暖簾を潜ると十二・三人は座れそうなテラス席が迎えてくれます。
一段下がったところはブドウ棚になっていて、ここにも座り心地のよい藤のソファが置かれています。
さらにもう一段下がった所は芝が良く手入れされ花壇も素敵に植えられていました。
これは相当頑張って手を掛けてきたようです。
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この庭の先には遠く丘陵が広がっているのが見えるのですが、その風景に誘われて以前スケッチをしたのを思い出しました。
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当日は雨の心配もあったのでテントも張られていました。

早めに着いていた私はもう一杯初めていましたが、パラパラと訪問客が訪れだしました。

ご近所の人たちを初め、フランクフルトやクレフェルド、それに驚いたのはイタリアのガーダー湖から来られたご婦人もおられました。

最終的には30人は裕に越えていたでしょうか大勢の人たちで賑わっていました。

挨拶も終わり、ここで音曲が始まりました。

このクレフェルドから来ている人はデュッセルのアカデミー出身のアーティストなのですが傍ら沖縄民謡も玄人はだしの腕前だそうです。

持参してきた三線を片手に有名な沖縄民謡の数々で場を盛り上げてくれました。
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途中村の方で開催されている’Schutzenfest“「射撃祭」からパレードの賑やかなブラスバンドの音が聞こえて来ましたが、これに負けずに頑張ってくれました。

私は一番居心地が良さそうなブドウ棚の下にあるソファに陣取り、偉そうにして楽しんでいました。

途中からは日本の独日協会に勤めておられたと云う老ご夫妻もこのソファに加わり楽しい会話を交わしていました。

このような中身の濃い人たちとの会話は楽しいものでアッと云う間に時間が過ぎていきます。
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宴は夜が更けるまで続いて行きました。





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by Atelier-Onuki | 2015-08-18 01:36 | ドイツ | Trackback | Comments(2)