<   2015年 10月 ( 5 )   > この月の画像一覧

「娘・・・帰国する」

三週間の予定で滞在していた娘もとうとう今日帰国の途に付きました。

その間ベルリンやパリ、アムステルダムにアントワープなど目一杯の旅をして、
充実した日々を送っていましたが、時はあっと言う間に過ぎ去ってしまいました。

飛行場へ向かう途中、「最後の晩餐」しかり「昼餐」を皆で取る事にしました。

最後の思い出にはやはり「ドイツ料理が食べたい!」と云うので妹の方の提案で
Belsen Platzにある「Alter Bahnhof」(旧駅舎)に向かいました。
a0280569_164793.jpg

何でもシュニッツェル(トンカツ)が美味しいらしく、ここ数年一番飲み歩いている妹の口コミは貴重な情報源です。

名前の通りかつての駅を改装したビア・ホールは自家製のビールを出す事もあって
最近はちょっとした有名スポットとなっています。
昔々に行った事があるのですが、天邪鬼の私は暫く避けていました。
a0280569_171760.jpg

お昼と云う事もあって店内はガラガラです。
a0280569_173260.jpg

昼間っから全員迷わず「ビール」を注文・・・
a0280569_175820.jpg

料理はシュニッツェルをウィーン風とキノコ・ソース添えの狩人風の二種類に、レバー・ケーゼ(魚肉ハム風の味)、
それに日本では食べることが出来ない「Mett」(ポークの生ひき肉)を注文しました。

料理には其々フライド・ポテトやベークド・ポテト(いわゆるジャーマンポテト)にサラダの別皿が添えられていてボリューム満点です。
a0280569_181630.jpg

「美味しい!美味しい!」と言いながら娘も大満足のようです。

お腹も充分に満たした後、空港まで送っていきました。

一緒に来ていた賑やかな友人も朝早く別便で帰っていきました。

今夜からは静かな日々を送れそうですが、何だかポッカリと穴が開いたような感じも・・・

今頃はパリで乗り継いでいるのだろうな・・・


by Atelier Onuki
~ホームページもご覧ください~

応援クリックありがとうございます!

人気ブログランキングへ
[PR]
by Atelier-Onuki | 2015-10-23 01:08 | デュッセルドルフ | Trackback | Comments(0)

「ケルンでのコンサート」

昨日は日本から来ている娘とその友人を伴ってケルンでのコンサートに出かけました。
a0280569_2257578.jpg

娘はそれほどクラシックには興味がなかったのですが、先日行ったベルリンでのラトルによるベートーヴェンを聴いて以来、
すっかり魅了されたようで、「ケルンでコンサートがあるけど行く?」の問いに「行く!行く!」と二つ返事でした。

オーケストラはチューリッヒのオペラを母体にしたフィルハーモニア・チューリッヒで
指揮は音楽監督のルイージ、ピアノにポゴレリッチを迎えたコンサートでした。

演目もラフマニノフのピアノ協奏曲2番とチャイコの6番いわゆる「悲愴」と聴きやすいものでした。

お決まりの駅前に聳え立つ大聖堂を見学したあとは、お勧めのアイスクリーム屋さんで一休み。・・・
「こんな美味しいアイス、初めて!」とご機嫌です。

町をブラブラしてから会場のフィルハーモニーへ向かいました。

私自身もミュンヘンに行っている間はご無沙汰していたので5年ぶりです。

まぁ今日はそれほど混まないだろうと思っていましたが、そこそこの人が集まっています。
a0280569_22573974.jpg

最初はラフマニノフでピアノのポゴレリッチを聴くのも25年ぶりくらいでしょうか。・・・

ショパン・コンクールで破天荒な演奏をして物議を醸し出したのも昨日のようです。
それに何時も付き添っていたお母さんかと思われる人は彼のピアノ教師で結婚もしていた事実は驚きでもありました。

デヴューしたてのころに聴いたことがあったのですが、ブッキラボウに登場し、礼もしまいままピアノに向かい引き始めました。

そのスカルラッティが終るやいなや間髪を入れずにショパンを弾き始めた時には唖然とした事を覚えています。

演奏自体は結構聴き所もあり内容的には悪くなかったのですが、
その余りにも鷹揚な態度に不快感を感じ、それ以来聴いたことがありませんでした。

この日もやや神経質な感じで登場しました。
しかも譜捲りの人を携えています。

歌曲の伴奏などでは見たことがありますが、協奏曲で譜捲りが付いてくる光景は初めてみました。

曲はピアノのほの暗い連打で憂鬱に始まりオーケストラへと受け継がれますが、この部分オーケストラの出だしは上々です。
弦楽器は衣擦れのように柔らかく、ふっくらと控えめの響きは心地よく聴こえました。

曲が進むにつれピアノが独特の節回しやアクセントを付け出し、いかにも神経質な趣です。
ルイージもそのリタルダントには苦労をしながら伴奏を付けています。

曲は最終楽章へと進みフィナーレの盛り上がりを迎えました。

ピアノ・パートも速いパーセージをガンガンと引き出し最後に差し掛かりましたが、
ここでは譜捲り君には任せず最後の2ページは自分で一目散に捲っていました。

まぁ演奏自体は中身のある質の高い演奏でしたが、これはちょっと好みの分かれる処でしょうか。 あくまでも神経質な演奏だったようです。
a0280569_22581459.jpg

休憩後はチャイコフスキーでしたが、「なんでイタリア人のルイージがチューリッヒのオーケストラとチャイコ?」と思いながら聴き出しました。

演奏はやはり普通に良い演奏で、何とも特筆すべきものではありませんでした。
a0280569_22584442.jpg

ベルリン・フィルを聴いたばかりの娘には物足りなかったのではと心配もしていたのですが、「良かったはぁ!」と楽しんでくれた様で安心しました。
a0280569_22591330.jpg

終演後はこれまたお決まりコースの駅裏にあるソーセージの屋台に向かい缶ビールで乾杯しました。
a0280569_22592835.jpg

a0280569_22594437.jpg

by Atelier Onuki
~ホームページもご覧ください~

応援クリックありがとうございます!

人気ブログランキングへ
[PR]
by Atelier-Onuki | 2015-10-20 22:59 | デュッセルドルフ | Trackback | Comments(0)

「並木道の散歩」・・・

デュッセルドルフの東端にGrafenbergと云う丘に森が広がっています。
この森の奥には競馬場や野生動物公園などがあって良く散歩に行っています。

日曜日も晴天だったので出かける事にしました。

閑静な住宅街の坂道をダラダラと登り、森へと入って行きました。

暫く歩くとイガ栗がたくさん落ちていて数人が栗拾いをしています。

ドンドン歩を進め私の好きな競馬場脇の並木道まできましたが、大勢の人が歩いています。
普段ここは殆ど人気がないので好んで歩いていましたが、今日はまるで銀座の歩行者天国よろしくといった感じです。
a0280569_050380.jpg

良く見ると何とまぁ皆さん栗拾いをしているではないですか。・・・
気がつかなかったのですが、この並木は殆どが栗の木のようです。
a0280569_0502611.jpg

道路にもわき道にも栗のイガがいたるところに落ちていて足の踏み場もないほどです。
a0280569_0504794.jpg

その光景はまるでミレーの「落穂ひろい」を見ているようで、ノスタルジックで微笑ましく感じました。
a0280569_051057.jpg

秋晴れの空気は爽やかで丘の上の農家まで足を延ばし、帰りは遠回りをして野生動物公園まで歩いていきました。
a0280569_0511927.jpg

a0280569_051467.jpg

ここは何種類かの鹿ごとに柵で仕切られていますが、殆ど野生に近い放し飼いをしています。
他にも猪や山猫、狐にアライグマと飼育されています。
a0280569_0515941.jpg

帰り道、農道脇の農家に掛かっている看板をフト見ると、
この農家自家製の鹿や猪類の肉やソーセージなど販売しているようです。
a0280569_0522077.jpg

a0280569_0523648.jpg

ちょっと興味も湧いたので今度買ってみようかな・・・
でも動物公園から直送だとイヤですね。・・・


by Atelier Onuki
~ホームページもご覧ください~

応援クリックありがとうございます!

人気ブログランキングへ
[PR]
by Atelier-Onuki | 2015-10-13 00:52 | デュッセルドルフ | Trackback | Comments(0)

“Freirichtmuseum”を訪ねて・・・

日曜日もお天気が良かったので、ちょっと遠いのですがHagenにある“Freirichtmuseum” (ドイツの明治村みたいな所)へ出かけました。
a0280569_2256063.jpg

当日は鉄道が工事中のため途中の“Wuppertal”まではバスの乗らなくてはならず、ちょっと面倒な行程でした。

Hagenから更にバスに揺られること30分ほどで到着です。
この辺は小高い山が連なる長閑な田舎です。

お天気が良いせいか大勢の人が来ていました。

入り口の手前には農家が建っていて自家製のパンを焼いていたり、簡単な食事も取る事ができます。

長旅だったので早速ここで腹ごしらえです。
娘たちはラクレット、私はカレー・ヴルストにフライド・ポテト添え(焼きソーセージにケチャップ・ソース、カレー粉がけ)とガッツリと食べました。
こんな農家なのにお味はちゃんとしていました。
a0280569_22563531.jpg

併設されているショップには素朴な小物が一杯陳列されていて、
羊型の石鹸など可愛い物もあって娘たちは既に賑やかにハイ・テンションです。

やっとチケット売り場まで進みましたが大勢の人が並んでいます。

最初に建っている水車小屋では、昔の革製品を作る様子が展示されていました。
a0280569_2257226.jpg

ここのミュージアムは地域ごとに製鉄業や製糸業などと云うふうに色んな産業別に別れています。
a0280569_2314677.jpg

a0280569_232733.jpg

各建物の入り口には季節にあわせてカボチャが飾られていました。
a0280569_22572569.jpg

この日は秋祭り的な催しが行われていて、広場やあちこちにテントの屋台が立ち並んでいます。
ここでもまた娘たちはハイ・テンションであれやこれやと覗いてまわり、中々前には進めません。
待っているだけでも疲れたので又もやここで休憩・・・これから丘を登って行かなければなりません。
a0280569_22584134.jpg

a0280569_22585685.jpg

一番高いところはたくさんの家々が建っていて、ちょっとした小さな村を再現しています。
ここにも紙を作る所やパン屋にビール醸造所など実演もしながら見せてくれます。
a0280569_2322168.jpg

a0280569_2324770.jpg

この広場でもテントに足をのばし何かと物色をしています。
後ろから私は「重くなるからヤメトケ・ヤメトケ・・・」と云っていましたが結局は「バラ」と「カボチャ」を購入したようです。
a0280569_233820.jpg

a0280569_233257.jpg

「なんでこんな所でバラ??」・・・「こんなシックなバラは見たことがないから~」・・・
なるほど先の方だけ色づいたバラはクラシックな感じだし、特に淡い紫の方は確かに見たことがない色でした。

結局この日も随分と歩き帰りはグッタリ・・・
a0280569_2335248.jpg

a0280569_2341488.jpg

乗り換えのWuppertalでは臨時バスが出たところらしく、2時間ほど待たなければなりません。

実はこの近くの町に住んでいてこんな状況にも慣れている、
妹が遠回りだがSolingen経由でも帰れる方法を提案しました。

「まぁボーッと待っているより良いか・・・」と云うことで2両編成の小さな電車に乗り込みました。

遠回りですが、この路線はちょっと景勝路線で途中にはドイツで一番橋桁が高い“Müngstener Brücke”を渡ります。

それはちょっと怖くなる位の高さ、エッフェル塔を建てた同じ会社が建てたそうで、
そのアーチ状の構造はエッフェル塔と全く同じ形をしています。

下から眺めると鉄骨がやたら細いので更に怖く感じますが、
まぁ思いも寄らずドイツの名所を渡った娘は大ハシャギで喜んでいました。
a0280569_2344524.jpg

まぁこの日も盛りだくさんの行程で私はグッタリでしたが、まだ若い?娘たちはお目当ての一つだった「ポルトガル料理屋へ行こう!」と元気です。
a0280569_23503.jpg

結局はこの怪しげで知らないと絶対に入れない町外れの料理屋へと向かいました。・・・




by Atelier Onuki
~ホームページもご覧ください~

応援クリックありがとうございます!

人気ブログランキングへ
[PR]
by Atelier-Onuki | 2015-10-08 23:05 | デュッセルドルフ | Trackback | Comments(0)

「娘ドイツに来る」・・・

先週末、日本にいる娘がえらい久しぶりに3週間の予定で帰ってきました。

土曜日はちょうどドイツ統一記念日でお店もお休み・・・
お天気も良かったので妹の方も加わってちょっと郊外へ出かけることにしました。

目指すはEssenに行く途中の“Hügel”という所です。

ここの駅を降りるとすぐ裏手にはドイツの鉄鋼王“Krupp”家のヴィラがあって、
5ユーロさえ出せば一般にも公開されています。
a0280569_23183436.jpg

a0280569_23191911.jpg

数年前にはこの波乱万丈の一家の物語がTVドラマで放映されたこともあって、
以前よりも訪れる人が増えたようです。

このヴィラは広大な敷地を有し建物も殆どお城と云っても差支えがないほどの立派さです。
a0280569_23194537.jpg

丘あり谷ありの庭園は何処まで続くのかと思わせるほどの規模で、
石楠花が咲くころは見事な景観です。
a0280569_23201770.jpg

a0280569_23203814.jpg

a0280569_23211285.jpg

a0280569_23212648.jpg

大きい方のヴィラにはクルップ家の肖像画や家族の集合写真ならぬ絵画が大きな広間に展示されています。
a0280569_23214884.jpg

1808年に創業されたそうで現在までに家計図など展示されていますが、
一番最近の子孫は不幸な死を遂げられました。

それは丁度、私がドイツに来たころで、地中海の船上で暗殺された事件は大きく報道されていました。

広間を抜け奥廊下の一角には堂々とした書斎が一段高い所に鎮座しています。
a0280569_23221690.jpg

a0280569_23313960.jpg

反対側には大広間が見えていますが、これは舞踏会とかに使われたのでしょうか、
何処かのお城へ来たようです。
a0280569_23224588.jpg

大階段を上ると、今度は本格的なコンサートホールが現れます。
200人くらいは入れるでしょうか、立派なホールでアーチ状の天窓も重厚そのものです。
a0280569_2323850.jpg

a0280569_23232998.jpg

ホールの裏にはこれまた立派な社長室と向かい合わせに秘書室と思しき部屋がありますが、これでも充分立派です。
a0280569_23234979.jpg

a0280569_2324354.jpg

ズッシリと疲れたので庭園を散歩しました。
a0280569_23242820.jpg

a0280569_2324404.jpg

歩き疲れで、お腹もペコペコ・・・駅前にあるギリシャ料理屋を目指しました。
a0280569_2325119.jpg

お天気も良いのでテラス席に陣取り、思わず全員ビールを注文しましたが、
いきなり食前酒としてウゾが出てきました。
昼間のアルコールは効くのですが、ここは覚悟を決めて一気に飲み干しました。
a0280569_23252648.jpg

イカリングにエビの炭焼き、ギリシャ料理の定番ギロスとボリュームもタップリで堪能することができました。

さて、今度は電車で引き返し、“Kettwig”と云う小さな町をめざしました。

ルール川に面したこの町はちょっとした丘に出来た町で、
木組みの古い町並みは雰囲気良く統一されているので、何度か描きに訪れていました。
a0280569_2326091.jpg

a0280569_2326192.jpg

a0280569_2326325.jpg


ブラブラと散歩の後、運河沿いのカフェで休憩、・・・ ここから船に乗って“Mühlheim”まで向かいます。
a0280569_23277100.jpg

ルール川は穏やかな流れですし、水も意外と綺麗でユックリと走る船旅はノンビリとした一時を楽しめます。
a0280569_23272244.jpg

a0280569_23274825.jpg

この辺も何度かスケッチに来て農家やボートハウスなどを描いた事がありました。
a0280569_2328533.jpg

船は40分ほどでMühlheimに到着・・・

船着場そばのビア・ガーデンからはまた炭焼きの良い匂いが漂っています。
a0280569_23282828.jpg

a0280569_2328409.jpg

またもやベンチに陣取りビールにソーセージ・・・
ビールは地元が近い“Königpisener“一際美味しく頂きました。・・・


by Atelier Onuki
~ホームページもご覧ください~

応援クリックありがとうございます!

人気ブログランキングへ
[PR]
by Atelier-Onuki | 2015-10-06 23:28 | デュッセルドルフ | Trackback | Comments(0)