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「バーデン・バーデンのブラームス」 (ドイツ・ニュース・ダイジェスト5月のコラムより)

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バーデン・バーデンはドイツ随一の温泉保養地として知られていますが、
私の興味はブラームスの家を訪れることでした。

このころの彼は30代、既に高名な作曲家としてウィーンに住んでいたのですが、
クララ・シューマンが滞在していた10年間に渡り毎年5月から10月ころまで彼女に会うためにやって来たようです。

クララのピアニストとして腕前はシューマンと結婚をする前から有名で、
彼の没後は演奏家として7人の子供たちを育てていましたが、
ブラームスは精神的にも経済的にもシューマン家を援助していまいた。

さて、ブラームス・ハウスがある郊外のリヒテンタールを目指しました。

バス停は”ブラームス・プラッツ”と明確です。
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この家はちょっと小高い所に建っていますが、
かつて写真で見たことがある白い家が表れた時にはちょっとした興奮を覚えました。
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かの高名なドイツのピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプさんがここを訪れた際には
「ここでひざまずいてから、上にあがるべきだろう!!」と仰ったそうです。
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この家は一時、解体の危機にありましたが、
世界中のブラームス・ファンが募金を募り保存することができました。

ここでは彼の重要な作品の数々が生み出されています。

主な作品では「ドイチェス・レクイエム」、
それに20年以上も悩みに悩みながら作曲をし続けた大作「交響曲1番」の仕上げ、
そしてペルチャッハで作曲をしていた「交響曲2番」の仕上げもここだそうです。
(いやぁ~余りの名曲の数々に感慨深いものが込み上げてきます。)
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それに「ブラームスの子守唄」として有名な曲「Lullaby」もクララの誕生日に演奏をしたそうです。
(作曲家はこんな技が使えて羨ましい・・・)
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キッチンがあった部屋には古い写真や楽譜などが展示されています。

ショーケースには小物と共にブラームスのデスマスクとクララの石膏手形などが展示されていました。
クララの手形は大きくて逞しく、さすがピアニストだけあって堂々とした立派な手でした。

賑やかに説明をしてくれていた管理人さんによると途中あった修道院の先には
クララが住んでいた家もあるそうで、ここも訪れてみることにしました。




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by Atelier-Onuki | 2018-05-29 22:54 | コラム | Trackback | Comments(0)